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2023.07.03

6月室内装飾「梅雨」

遅くなりましたが、今月の装飾についてお伝えしたいと思います。

 

6月の装飾のテーマは「梅雨」でした。

「梅雨」という言葉は江戸時代に日本へ伝わりました。その頃から日本では「つゆ」と呼ばれるようになったのです。この「つゆ」という呼び方は「雨の露」や梅の実が熟して潰れる時期から「潰ゆ(つゆ)」など、それらの言葉から連想して呼ばれるようになりました。

今年はあじさい、梅の実を展示しました。

あじさいは観察前に枯れてしまったので、今回は梅の実をじっくり観察することになりました。

 

ほし組さんでは、保育者が手のひらに乗せると不思議そうに覗き込み顔を近づけていました。近づいたことで梅のいい匂いに気付いたのか、そのまま口を開け食べようとする姿もありました。美味しそうと思ったのですかね。

「梅の実だよ」「いい匂いだね」と言葉を添えながら手のひらで転がしてみたり一緒に観察していくうちに、手を伸ばしてちょんちょんとつついてみたりぎゅっと握りしめて親しむ様子が見られました。

 

つき組さんは保育者が梅の実を持っていることに気づくと興味津々で手を伸ばし、一個ずつ持って観察をしていました。

不思議そうに梅の実をくるくる回してじっくり見たり、触って「つるつる」と感触に親しむ子どもたち。観察する中で匂いに気付いた子がパッと表情を変えて、鼻にこすりつけるように夢中になって匂いを嗅いでいる姿がとてもかわいらしかったです。

触っていくうちにふやけたところから汁が出てくるとぎゅっぎゅっと梅の実を握り、中身がちょっとずつ出てくると嬉しそうに保育者に見せていましたよ。それぞれ五感を使って存分に親しむことが出来ました。

 

そら組さんは「梅の実だ!」と手に取ると、さっそく包丁を持ってきて切る作業に取り掛かっていました。なかなか切ることが出来ず奮闘していたので、「梅の実の線に合わせて包丁で切ってみたら?」と保育者が提案してみると、線を探してそこに包丁を合わせて挑戦する子どもたち。無事切ることが出来ると嬉しそうに保育者や周りのお友だちに切れたことを報告していましたよ。

切ったことで中に種があることに気づくと、次は種を取り出すのに夢中になっていました。たった一つの梅の実でも、子どもたちにかかればこんなに沢山の発見があるのですね。

 

そら組さんは装飾が展示されると「早く触りたい!」「楽しみだね」と保護者の方と話していたようです。子どもたちにとって装飾の観察が楽しみの一つになっていることに嬉しく思いました。

引き続きじっくり観察する中で得られた気づきや発見に丁寧に寄り添い、五感を使って親しめるように見守っていきたいと思います。

      

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく

 

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ハートの種明かし

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