６月の装飾「紫陽花(あじさい)、青梅」☆水遊びが始まる前に・・☆

2023.06.26

６月の装飾「紫陽花(あじさい)、青梅」☆水遊びが始まる前に・・☆

６月室内装飾　　テーマ：入梅(にゅうばい)

入梅とは、雑節の1つで「暦の上で梅雨が始まるとされている日」のことです。雑節とは、季節の変化を把握するために設定された暦日のことで、節分や八十八夜などがあります。入梅は「梅の実が熟し、梅雨に入る頃」。昔、農家にとっては田植えの日を決める時、梅雨の時期を知ることは重要な事でした。現在のように気象情報が発達していなかったため、目安として「入梅」を設けたと考えられています。実際の梅雨入りは各地で異なり、各地の気象台から発表されます。

≪展示物　紫陽花(あじさい)、青梅≫

紫陽花(あじさい)…紫陽花の花に見える部分はガクで、中心部にある物が花。花の色は土壌のpHが酸性だと青系、アルカリ性だと赤系に、中間だと紫系になります。品種改良されたものは色が変わらないものが多いそうですが、日本は火山地帯で雨も多く弱酸性の途上が多い為、美しい青紫のあじさいが主流です。

青梅…昔から「梅は三毒を断つ」という言葉があり、食毒(食生活からくる体内バランスの乱れ)、血毒(血液の汚れ)、水毒(体内の水分の汚れ)を除いて体の様々な機能を改善する効果があると言われてきました。

梅の実を手にしたオリオン組の子が、「いい匂いするよ！」「桃みたい！」と教えてくれました。あじさいも園周辺のお散歩でよく見かけますね。季節感や自然物を身近に感じられる場を子ども達の生活に意識的に取り入れていきたいと思っています。

【水遊びが始まる前に・・☆】

７月５日（水）から水遊びが始まります。シリウス組とすばる組は初めての水遊びになります。

先日すばる組では安全に水遊びを楽しむことができるように、導入としてタライや下に敷く人工芝に触れる機会を作りました。新しい道具を見た子ども達。タライに興味を持ち、中に入ってみたり、玩具を入れたりしていました。また人工芝に触れてその感触に驚く姿もありましたが、お友だちがその上を歩く姿を見ているうちに同じように歩くことを楽しんでいました。ハイハイしたり寝転んだり・・思い思いに楽しんでいました。