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2023.05.20

室内装飾  端午の節句

 

今月の室内装飾は“端午の節句”をテーマにし、こいのぼりと兜、季節の花を飾りました。

 

  

 

元々5月5日は端午の節句で、男の子の健やかな成長をお祝いする日でした。

1948年に「こどもの性格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」休日と定められてから、端午の節句の日が“こどもの日”にもなったそうです。そのため、本来は男の子のための日でしたが、今では子どもたちみんなをお祝いするようになりました。

 

こいのぼりを飾るようになったのは、『鯉の滝登り』として知られる民話が由来となっています。流れが速い滝を登り切った鯉のように、子どもたちが元気でたくましく成長しますように…という願いが込められています。

 

兜を飾るようになったのは、もともと将軍が男の子の誕生をお祝いして武具を飾っていたことに由来していると言われています。身を守るための大事な装備だったことから、現在では病気や事故などの災いを逃れ力強く成長しますように…という願いが込められています。

 

それぞれの飾りの意味を知ると理解が深まり、一層節句を楽しく過ごせそうですね。

 

観察しやすいよう室内装飾を近くに置いておくと、興味を持ってじっくりと眺めたり触れたりした子どもたち。

 

保育者とのやりとりの中で絵本のこいのぼりと同じものであることに気づき指を差して見比べる姿や、折り紙の折り目を開いていき“どうなっているんだろう”と構造を確かめる姿、こいのぼりの塗り絵に思い思いの色を選んで塗っていく姿がありました。

子どもたちが触れたり考えたりした中で「本当だ。同じだね」「きれいな色だね」「どうなっているんだろうね」等気づいた発見に寄り添いながら見守っていきました。

     

 

兜がどのようなものかを伝えると頭にそっと乗せたそら組のお友達。

“頭に乗せるもの”から普段被っている帽子を連想したようで持ってきて見比べています。日常生活の経験から自分で考え、発見に繋がった1シーンとなりました。「帽子も頭に被るものだから兜と同じだね。」「よく気付いたね」と発見を共有しています。

 

デイジーにそっと触れたり、鼻を近づけて匂いを嗅いだりとそれぞれが五感を使って気付き味わう姿もありましたよ。

 

 

 

子どもたちが身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じた取ったり気付いたりして、考えたり、予想したりするなど多様な関わりを楽しみ、思考力の芽生えに繋がるような関わりを大切にしていきます。

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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