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2023.04.13

4月室内装飾【清明・穀雨】

 

今週は室内装飾“清明・穀雨”について紹介します。

 

清明は、二十四節気の一つでその名の通り、万物が清々しく生き生きとした様子を表しています。春の柔らかな陽光を受けて、桜の花などが明るく輝くこの時期は、1年のうちでも特に華やかです。穀雨は、二十四節気の一つで春を表す最後の節気となります。この時期に降る雨は「百穀春雨」とも言われ、農作物にとっては恵みの雨となります。そのため、昔は穀雨に合わせて田植えや種まきをし、稲などが育ってきた時期に雨が降って大きく育つと言われていました。

玄関には【新じゃが・蕗・タラの芽】を飾りました。

 

ほし組では保育者が装飾を子どもたちのそばに置くと興味を示し、見つめる姿や手を伸ばし触れたり握るような姿がありました。「気になるね、一緒に触ってみようか」と興味に対し温かく応答していき、同じように装飾の野菜に触れ「蕗はツルツルしているね」「土のにおいがするね」等、触れた感触や感じたことを丁寧に言葉で代弁していきました。今後も子どもたちが安心感を持って様々なものへの興味や発見に繋がるよう関わってまいります。

 

つき組では保育者が器に入った春の野菜を近くに持っていくと興味を示し自然に集まる姿が見られました。子どもたちは新じゃがやタラの芽や蕗に手を伸ばして触れてみようとする姿があり、繰り返し感触を確かめていました。新じゃがを手に持った際の感触を保育者に喃語や指差しで伝えるような姿も見られました。「じゃがいもはでこぼこしているね、硬いね」等、子どもたちの興味に寄り添いながら様子を丁寧に伝え関わっていきました。

 

そら組では散歩に出る際に玄関にて装飾があることに気が付き「これ何?」と興味を示す姿が見られました。装飾を子どもたちのそばに置き「これは新じゃがいも、タラの芽、蕗だよ。春の植物だよ」と保育者が伝えると子どもたちは触れてみたり、においを嗅いでじっくりと観察し「なんかくさいよ」と感じたことを言葉にして伝える姿も見られました。子どもたちが感じたことを受け止め、寄り添って関わり初めて目にした植物にも親しみを持ち、より興味が深まるように関わっていきました。