お楽しみ給食

2023.03.10

７日はお楽しみ給食でした。クラスのみんなで楽しく食事をし、温かな思い出となるように子ども達が好きなメニューを考えました。

わこうっちリトルスター保育園のメニューは、混ぜご飯、塩から揚げ、野菜の海苔和え、味噌汁でした。

この１年間で、食事の様子も様々な成長がありましたので、ご紹介したいと思います。

＜ほし組＞

入園当初は安心できる保育者に食べさせてもらうのを待っていたり、手掴み食べからのスタートだったほし組さんです。今では指先を使っておやつをつまんで食べたり、食具も意欲的に使っています。自分なりに食具を使う中で、食具の使い方を獲得しているところです。

言葉も出てきたので、「おいしい！」とお話しながら食べることが増えたり、「これなに？」と指差しをして食材の名前にも興味を示しながら食べています。一緒に食べる中でお友だちの存在に気が付き指差しをしています。「○○ちゃん、お野菜食べてるね」と気持ちに寄り添うと、満足して同じものを口に運んでいます。

食べられる食材も増え、この日もから揚げをとても美味しそうに頬張っていましたよ。食材の摂取のご協力、ありがとうございました。

＜つき組＞

咀嚼と嚥下の機能が発達し食材の大きさが１口大になったり、食具を２種類使い分けるようになったり、最近は食具の持ち方に興味を示すようになりました。食材の好みが出てきたのも成長の１つですね。好きな食材が入っていることに気が付くと、期待感をもって支度に向かっていますよ。

お友だちに対する関心も深まり、苦手な食材をお友だちが美味しそうに食べている姿を見て、１口挑戦してみるという姿もあります。「美味しいね」と笑い合っている様子はとても可愛らしいですよ。温かな雰囲気の中で食事をすると、「食べてみたい」という気持ちが育まれますね。

＜そら組＞

クッキングの行事を体験してきたそら組さんは、どのような食材が使われているのか、調理工程に興味を示すようになりました。「どうやって作るの？」「何が入っているの？」と保育者や調理師に沢山質問をしています。食事は同じものをいただくので気持ちの共感がしやすい時間です。食事を通して「おいしいね」「あたたかいね」といったやり取りが生まれています。

食具の持ち方にも興味を持ち、個人のペースで鉛筆持ちに挑戦したり、こぼさないように食べようと意識する姿もありますよ。