2023.02.24
雪あそび
少し前になりますが、2/10(金)はたくさんの雪が降りましたね。
子どもたちも保育者の抱っこや背伸びをして窓の外を見ては、こんこんと降り積もる雪に大喜びでした。
今週はその日の様子をご紹介したいと思います。
窓の外をじっと見ていた子どもたちの姿に合わせて、少しだけ外に出て、実際に見て、触って、確かめて楽しめる時間を設けています。
そら組さんは雪の積もった園庭に行き、雪の上を歩く感触や足跡が残ることに面白さを感じたり、雪をぎゅっと握りしめて固めてみたり、黒い画用紙に雪がぽつぽつと降ってくる様子を観察したり、色々な関わり方を試しながら、「雪はこうしたらこうなるんだな」と性質に気付いていました。
黒の画用紙を外に置いておくとあっという間に雪が積もったので、お部屋に持ってきて触っています。
絵本で知った雪の結晶が見えないかなと、よく目を凝らして見ようとしていましたが、暖かいお部屋では雪もどんどん融けてしまい見ようとする間にお水になってしました。
自然物である雪を相手にしているからこその経験を、保育者も「融けてお水になっちゃったね」と言葉を添えながら一緒に味わっています。
ほし組、つき組の子どもたちも、保育者と一緒に軒先まで出て雪を見に行っています。
「ゆきやこんこ、あられやこんこ」と雪の歌に合わせて体を揺らしたり、「あ!」と雪を指差して保育者に知らせたりしながら、いつもとは違う真っ白な景色に目をキラキラさせていました。
降ってくる雪が地面で溶けていくことに気付き、じっと地面を見る姿もありましたよ。
子どもの目線だからこその気付きですね。
透明の傘をさして屋根の下から出てみると、雪が降ってくる音や様子に気付き、耳を傾けたり、傘を見つめたりしています。
子どもたちが感じていることを汲み取りながら、「雪の音がするね」「静かだね」と言葉を投げかけ、雪の日ならではの音や静謐さも一緒に感じていきました。
保育者の模倣をして、降ってくる雪に手をかざすかわいらしい姿もありましたよ。
お外で耳や目を使って雪を捉え、とても興味を持っていたので、お部屋に戻った後も雪を持ってきて実際に触っています。
手で触るととても冷たくて、子どもたちも自分の手が冷えていくことを感じていましたが、なかなか見ることのできない雪に夢中で触れていました。
体温でじわじわと溶けてしまうこと、溶けたら水になること、絵本の雪だるまはこの雪と同じこと…色々なことを感じ取ることができ、雪のイメージがどんどん豊かになっていく経験となりました。
雪をおままごとの素材にして、レンゲでまぜたり、お鍋に入れたりとあそびに取り入れる場面もありましたよ。
日本に冬があって、たまたま雪が降ったことで、たくさんの心の動きやあそびを経験できた一日でした。
これも自然の恵みですね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
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