2023.02.17
【つき組】人間関係の育ち
今週はつき組の子どもたちの様子をご紹介します。
6月に一度子ども同士の関りについてお伝えしていますが、あれから子どもたちの発達も進み、安全基地である保育者のもとから少し離れ、子ども同士で関わりを深める姿が増えてきています。
身近な存在である同じクラスの子に興味を持ち、「何してるの?」「○○してるの」「○○しようよ」と言葉でのやり取りを重ねたり、絵本コーナーに寝転んで同じ空間で過ごしたり、一緒に居る心地よさを感じているようです。
近くにいた子にマットに寝てほしいとお願いして、それを聞いて「わかったよー」と寝転んでくれた子に、絵本の読み聞かせをしている場面もありました。
言葉によって思いが伝わったり、同じあそびを共有する経験を重ねています。
「これは?」「ブルドーザー!」とお互いに図鑑を指差しては答えたり、他の子がやっている遊びに興味を持ってのぞき込んだり…こうして見ると、子どもたちの関わりの中心にはあそびがあることが多いように思います。
保育者に見守られ、安心できる環境の中で好きな遊びに夢中になれるからこそ、こうして人間関係も広がっていくのかもしれませんね。
あそびを通した関わり以外にも、自分と同じおやつを残している子を見て「○○ちゃんも嫌いなのかなぁ」と呟いたり、泣いていたりもどかしさを表している子がいると「どうした?」「大丈夫?」と心配する言葉を投げかける姿も見られています。
身近な大人とのやり取りを覚えて模倣している様子もあり、大人の言葉が子どもたちの言葉になり、人間関係に繋がっているようです。
こうしてやり取りを心地よく感じている反面、うまく思いが伝わらなかったり、やりたいことが実現できないもどかしさを感じたりする場面もあり、いざこざが起きることもあります。
そうした経験の中で、相手と自分の気持ちが違うことに気付いていくことも、とても大切な経験です。
引き続きそれぞれの思いを受け止め、お互いの思いを保育者が言葉にしていきながら仲立ちをすることで、子どもたちが心地よく関わっていけるよう配慮していきたいと思います。
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