2022.12.26
【12月室内装飾】 柚子湯 ~にじ組~
今月のテーマは『冬至』。
南瓜・柚子・小豆を飾りました。
冬至とは、北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短く、
夜が長い日のことをいいます。今年は12月22日が冬至でした。
・南瓜(かぼちゃ)
冬至の食べ物といえばかぼちゃ。かぼちゃは、様々な栄養や食物繊維を
たっぷり含んだ緑黄色野菜。新鮮な野菜が少なくなる冬を乗り切るために
冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう、という先人の知恵です。
ただ、江戸時代の文献には「冬至にかぼちゃ」という内容の記述はなく、
明治以降に生まれた比較的新しい習慣と考えられています。
・柚子湯
もう一つの冬至の風習が柚子湯。この習慣は江戸時代からあったようです。
「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけて、
お風呂屋さんが始めたとされています。柚子は11月、12月が収穫期。柚子の果皮には、
風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、血行改善を促すといわれるヘスぺリジン
(フラボノイド)などが豊富に含まれています。昔の人は、旬の柚子が健康にいいという
ことを経験の中で知っていたようです。
そこで、冬至の風習の一つでもあります、柚子湯を体験してみました。
タライにお湯を入れて、子どもたちが自由に柚子に触れられるようにすると、
段々といい香りがしてきたので、
子どもたちは鼻に柚子を近づけてみたり、
手に付いた香りを嗅いでみたりと、柚子本来の香りを感じていました。
「いい香り~」「なんか酸っぱい香りがする」と各々が感じた
感想を伝え合うことで言葉のやりとりも楽しむにじ組さん。
「足を入れてみたら、体がポカポカになるかも…」と保育者が呟くと
さっそくタライに足を入れてみる子どもたち。
「気持ちいいね」「ポカポカしてきた~」と
足湯の心地良さも感じていましたよ。
さらに、柚子の中身が気になった子どもたちは、皮を剥いてみたり、潰してみたりと
終始、柚子に興味津々な様子でした。
園での柚子湯体験を通して、日本の伝統文化に触れたにじ組さん。
今後も、楽しみながら文化に触れる体験が出来るようにしていきたいと思います!
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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