2022.09.09
クッキー作り
今回は、先日2~5歳児クラスで行われたクッキー作りの様子をお伝えしたいと思います。
クッキー作りへの期待に胸を膨らませて登園してきた子どもたち。
「今日はクッキーを作って食べるんだよ」
と保護者の方と会話しながら2階へ上がっていく姿も見られました。
三角巾とエプロンを身に着け、手をしっかり洗って準備をし、
目の前に材料が揃うと、早く混ぜたくてうずうずしている子どもたちでした。
材料は小麦粉、砂糖、バターの3つ。
保育者と一緒に触ってみながら、材料をゆっくり混ぜて捏ねていきます。
生地がなかなかまとまらず、「ポロポロしちゃうよ」と苦戦するシーンもありましたが、
調理さんから溶かしたバターを少しずつ追加してもらいながらじっくり捏ねていくことで、
しっかりと生地がまとまっていきました。
生地がまとまってくると、
「もういい匂いするかも」「このまま食べれる?」
とやりとりする姿もありました。
焼く前のクッキーの生地も、なんだかほんのり甘くていい香りがしますよね。
この香りも、自分で作ることで初めて感じることのできるものの1つである、
ということに気付かされました。
次は、麺棒で生地を伸ばしていきます。
「なんかうまく伸びないなぁ」「手で押したほうが伸びるかも」
と考えながら生地を伸ばしていくゆめ組さん。
麺棒を使いこなして均一の厚さに伸ばすことの難しさを感じているようでした。
「ハートにする!」「つぎはどれにしようかな」
と、クッキー作りの中で一番楽しい行程に入りました。
どのクラスの子どもたちも、とても集中して型抜きをしています。
型抜きして残った生地は、再度丸めて伸ばして…を繰り返すことで、たくさん型を抜いていました。
ひかり組さんでは、生地を伸ばす人、型を抜く人、
と途中から自然と役割を分担しているテーブルもありましたよ。
いつもはたくさんやりとりしながら遊ぶゆめ組さんも、
型抜きの時は言葉数少なく黙々と取り組んでいる姿がとても印象的でした。
型をたくさん抜き終えたあとは、調理さんにお願いしてクッキーを焼いてもらいます。
「はやく食べたいね」とやりとりしながら、そら組さんとにじ組さんはお昼寝をし、
ひかり組さんとゆめ組さんは好きなことをしてゆったり過ごしながら待っていました。
いよいよおやつの時間。
自分で作ったクッキーの美味しさは格別ですね。
「これ、わたしが作ったハートかも」「さっきは柔らかかったのに、硬くなったね」
と会話をしながら、味わって食べていました。
自分で作ることで、普段自分が食べているものがどのような工程で作られているのかを知ることができ、
お料理ならではの大変さや楽しさも味わうことができます。
そして、このような経験も大切ですが、
毎日の食事の時間が楽しくて美味しい時間であるということもとても大切です。
これからも、子どもたちとの毎日の食事の時間を大切に過ごし、その中で
「〇〇が入っていておいしいね」「このお料理はどうやって作ったんだろうね」
といったやりとりを丁寧に重ねながら、食への興味が深まるよう関わっていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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