2022.09.12
9月の室内装飾
今月のテーマは『十五夜』。
月見団子、里芋、ススキを飾りました。
2022年の十五夜・中秋の名月(旧暦8月15日)は、9月10日(土)。
十五夜は「中秋の名月」と呼ばれる秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事です。
お月見の風習は中国から伝わり、当初は平安貴族が月見の宴を催して風雅を楽しんでいました。
十五夜は里芋などの芋類の収穫を祝う行事でもあり、別名「芋名月(いもめいげつ)」といい、里芋やさつまいもなどもお供えします。
穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見団子の始まりです。
団子を供える数は十五夜だから15個、十五夜の五から5個、満月の数から12個、などの説があります。
今回の室内装飾では、15個お供えしてみましたよ。
ススキは神様の依り代と考えられており、稲穂が実る前なので、
稲穂に見立てたススキが選ばれたといわれています。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされ、お月見のあと軒先に吊るしておく風習もあるそうです。
月見団子に興味津々のつき組さん。
月見団子にそっと触れ、団子特有のペタペタとした感触を指先で味わっていました。
「月見団子、って言うんだよ」「ペタペタするね」「指がくっつくね」
など、子どもたちが感じている感触についてやりとりしながら、満足いくまで一緒に触れました。
ひかり組さんは「月見団子知ってるよ!」と話し、みんなでじっくり見たり触ったりしていました。
ススキのくすぐったい感触や茎の硬さにも、触りながら気付いていましたよ。
9月9日のおやつは、かぼちゃの月見団子。
「まるい…けど、オレンジ色だ!」
「さっき見た、白い月見団子が食べたかったなぁ」
「このかぼちゃのお団子もおいしいね」
と、玄関で見た月見団子を思い出しながら食べるひかり組さんでした。
かぼちゃの月見団子は、お醤油とお砂糖のほんのりとした甘じょっぱさが感じられ、
いつものかぼちゃとは少し異なる美味しさに、
にじ組、そら組、つき組の子どもたちも「おいしい!」と笑顔を見せていましたよ。
これからも、本物に触れたり食したりすることを通して、
日本の伝統文化への興味が深まっていくよう関わっていきたいと思います。
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エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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