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2022.07.12

7月室内装飾【七夕】

 

今週は室内装飾“七夕”について紹介します。

 

七夕(たなばた)は五節句のひとつで、縁起の良い「陽数」とされる奇数が連なる7月7日の夕べに行われるため「七夕の節句」といいます。七夕は、中国伝来の【七夕伝説】と【乞巧奠(きっこうでん)】に、日本古来の【棚機つ女(たなばたつめ)】の伝説や、【お盆前の清めの風習】などが結びついて、現在のようなかたちになりました。

五色の巻物の五色とは、「青・赤・黄・ 白・黒(紫)」のことを指し、古代中国の陰陽五行説に基づいた色です。陰陽五行説とは、すべてのものは「陰・陽」の相反する2つの側面を持ち、「木・火・土・金・水」の5つの要素を根源とする説です。

玄関には【笹・五色の巻物・】を飾っています。

 

ほし組では笹のカサカサとした感触に興味を示し、自ら手を伸ばして触れてみる姿が見られました。笹の感触、色、匂い等を一緒に確かめながら様子を丁寧に伝えていきました。また、笹の飾りや五色の巻物にも興味を示して観察したり、飾りに触れたりしていました。五色の巻物の色を伝えながら子どもたちの興味に寄り添って過ごしました。

 

 

つき組では笹の葉に興味を示し、自ら触れてみる姿や五色の巻物の折り紙の色を見て「青、赤…」と伝えたり、望遠鏡のようにして覗いてみたりしていました。保育者が「今日は七夕だね」と話すと「ばた」と発音を模倣するような姿も見られました。食事の際にも行事にちなんだメニューが出ており、意欲的に食べ進めていました。子どもたちの興味に寄り添いつつ、季節や行事に触れるよう関わっていきました。

 

 

そら組では装飾の笹を見ると興味を示し、「これなに?」と保育者に尋ねたり「触りたい、見せて」と自分の気持ちを言葉にし、伝える姿がありました。子どもたちの近くで見てみたい、触れてみたいという気持ちに寄り添い、じっくり観察できるようにしていきました。給食やおやつでも七夕にちなんだメニューが出てきました。星形の人参やゼリーを見ると嬉しそうに食べ進める姿もありました。1日を通して節句に親しみを持てるよう関わっていきました。