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2022.07.06

6月の室内装飾『梅雨』

 

6月のある雨の日、そら組ではカタツムリの絵本を取り出し「カタツムリいるかな」とお話しする子がいました。またある日のお散歩の途中ではカタツムリを探す姿も・・。他にも綺麗に咲く紫陽花を発見。「あじさいあった!」と嬉しそうな表情の子ども達。「保育園の玄関にも紫陽花飾ってみようか」とお話しすると、次の日「お花無いよ!」と催促の声が聞かれました。毎月の玄関の装飾への期待が高まっているようでした。そんな子ども達の姿や呟きがあり、6月の装飾としてあじさい、梅の実、折り紙で製作したカタツムリを飾ることにしました。

 

「梅雨」という言葉は江戸時代に日本へ伝わりました。その頃から日本では「つゆ」と呼ばれるようになったのです。この「つゆ」という呼び方は「雨の露」や梅の実が熟して潰れる時期から「潰ゆ(つゆ)」など、それらの言葉から連想して呼ばれるようになったそうです。

梅の実は日が経つごとに色を変え、玄関には梅のいい匂いが漂っていました。

 

 

〈そら組〉

登園すると玄関に紫陽花を見つけ「お花あった!!」と待ってましたと言わんばかりの表情を見せていました。保護者の方も「綺麗だね」とお子さんと一緒に観察して下さっていて、素敵な関わりに温かい気持ちになりました。お部屋での観察では、紫陽花にじっくり関わり「ちっちゃいね」と小さなお花が沢山集まっていることに気付く子もいました。

熟れて少し柔らかくなった梅に興味を示し触れています。固かった梅が柔らかくなる様子を実際に見て触れることで感じ取っているのですね。触感や匂いなど五感を使って十分に観察ができたようです。

〈つき組〉

公園に出掛けたつき組さん。「あ!あじさい!!」と公園に咲く沢山の紫陽花に気付きました。園の玄関で見たあじさいと一致してすぐに名前が浮かんだようです。「あお」「ピンク」と紫陽花にも色々な色があることにも気付いていました。

お部屋ではじっくり観察です。紫陽花を振っているとパラパラと何かが落ちてくることに気付き、不思議さや面白さを感じたようで何度も繰り返していました。「きれいだね〜」「おおきいね〜」と知っている言葉で表現する子もいました。

梅の実を手に取った子は、「う、め!」「う、め!」と繰り返し名前を言ったり、コロコロと机の上に転がして楽しむ姿も見られました。

 

〈ほし組〉

大きな紫陽花に「なんだろう」「少し不安」というような表情で見つめています。保育者の顔と紫陽花を交互に見て「これ、大丈夫?」と確認しているかのようでした。保育者が触れているとその姿を見て、少しずつ手を伸ばし始めます。「もしかしたら大丈夫かもしれない」と触れてみたい気持ちが大きくなった瞬間でした。

 

普段子ども達がどんな物に魅力を感じ、どんなことに心が動いているのか、そんな姿をしっかりと感じながらさらに興味関心が深まるような環境を設定していきたいと思います。

 

 

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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