2022.06.29
6月の室内装飾
今月のテーマは『夏至』。
紫陽花、冬瓜、にんにくを飾りました。
夏至(げし)とは「夏に至る」と書くように、夏の盛りに向かっていく頃をいいます。
二十四節気の10番目で、夏を6つに分けたうちの4番目の節気です。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中、
つまり、暦の上では夏の真ん中となります。
毎年6月21日〜7月7日頃にあたり、2022年は6月21日(火)から7月6日(水)までの16日間です。
北半球では、夏至(夏至の初日)は1年のうちで昼の時間が最も長くなる日で、
「太陽の力が最も強まる日」とされています。
昼が最も長いということは、夜が最も短いということ。
夏の短い夜は「短夜(みじかよ)」と呼ばれ、夏の季語にもなっています。
夏至の期間を過ぎたら、梅雨明けも間近。季節は一気に本格的な夏へと向かっていきます。
夏至初日から11日目は「半夏生(はんげしょう)」と呼ばれ、
季節の移りかわりの目安となる雑節(ざっせつ)の一つ。
「田植えは夏至の後、半夏生に入る前に終わらせるもの」と、農作業の大事な目安にされていました。
◎冬瓜(とうがん)
名前からして冬の野菜のように感じますが、冬瓜は夏野菜です。
もともと「トウガ」と呼ばれていて、転じて「トウガン」と言われるようになり、
「冬瓜」の字が当てられたという説と、
冷暗所に保存すれば翌年の初春まで保存でき、冬に食べることができるから、という2つの由来があります。
冬瓜には水分が多く含まれており体を冷やす効果があるため、夏至の暑い時期には最適な食べ物です。
冬瓜を持ち上げようとしてみて、「おもい!」とその重たさに驚く姿や、
にんにくの形や、皮を剥くと中身がいくつかに分かれていることの面白さを感じている姿が見られました。
その面白さについてやりとりし、子ども同士で会話が繰り広げられています。
半分に切った冬瓜の中は、白くて、いくつか穴が空いているような模様があり、
それをじっくり眺めています。
また、触ると少しぬめりがあり、ペタペタとした感触が指先に残ります。
にんにくを剥くと、パリッと音がして、その感触が手からも伝わってくるようで、
何度も夢中で剥いています。
しっかりと鼻に入ってくる強い香りも、にんにくならではの特徴ですよね。
子どもたちが五感で感じていることを、
保育者が言葉で代弁したり共感したりする関わりをこれからも大切に、
旬の本物の食材や自然物に触れていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
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