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2022.05.12

☆4月室内装飾☆

今回は4月の室内装飾についてお伝えしていきたいと思います。

 

4月(卯月)の装飾

~穀雨の時期の野の花~

赤爪草 大蔓穂 菜の花

 

春先の野原は黄色い花をつける花が多いように感じますが、季節が進むとともに、ピンクから紫そして青い花が多く見られるように感じます。穀雨の時期は春の終わりの時期でもあり、野の花も春の花から初夏の花へ移り変わる時期です。

4月20日から5月2日の八十八夜までが穀雨と呼ばれます。春も終わりかけ、雨も多く降る穀雨の時期は、田植えなどの農作業が始まる時期でもあります。

 

 

 

 

ここからは各クラスの様子です。

 

(ほし組)

 

       

 

初めて見る室内装飾でした。

初めはよくわからなくて見つめているほし組さん。保育者が「お花だよ」「綺麗だね」などと言って触ると興味をもって手を伸ばしていました。触ると笑顔になったり「あー!」「んー!」などと声に出して保育者に伝えてくれていましたよ。お花だけでなく机に敷いてあるマットにも興味を持っていました。マットのザラザラとした感触を楽しんでいたのかもしれません。紫の花についている実が触って落ちると、指先でつまんでコロコロと転がしていました。まだコントロールが難しく落としていることもありましたが、拾っては繰り返しやっていました。このようにほし組さんでは指先を使って様々なことを感じている様子が見られましたよ。

 

 

(つき組)

 

         

 

 

お花を見に行く?」と聞くと「いく!」とすぐドアの所に駆け寄っていきました。

はじめは乗り気でなかった子どもも「わぁ!!」とお花に気づくと嬉しそうに見ていました。お花に近づき指でツンツンと触って感触を確かめたり、紫の花の実を見て「ぶどう」と自分が知っているものの中で当てはめている姿がありましたよ。色にも興味関心があるようで「ぴんく!きいろ!」と花の色について話している子どももいました。だんだんとみんなが保育室に戻っていく中「まだみる」と言ってしばらく見続けている子もいましたよ。観察したり触ってみたりする中でたくさんの笑顔が見られ、つき組さんはお花が大好きなようです。

 

(そら組)

 

    

 

園庭遊びをしたいようだったので帽子や靴下を履いて準備をしてから室内装飾を見に行きました。

階段を下りていくと「これなに?」「かわいい」「ぴんくだ!」など興味を示していました。お花を四方八方から見て満足すると「おそといく」と言って園庭に向いました。園庭に行くと「さっきのおはなあるかな?」と探している姿がありました。飾ってあったお花は園庭から摘んできたのかもしれないと思ったようです。

 

 

 

クラスによって姿が違っていますね。様々な経験を積み重ねていく中で保育者が寄り添い、共感していくことが子どもたちの満足につながります。日々保育をしていく中で子どもたちに寄り添い・共感することを大切にしています。