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2022.03.08

3月の室内装飾

今月のテーマは「ひな祭り」で、雛人形、菱餅、ひなあられ、桃の花を飾っていました。

季節の節目である「節」の時期は、昔から邪気が入りやすいといわれていました。

そのため、五節句のひとつである「上巳の節句」では、川で身を清める習慣がありました。

それが日本に伝わったことで、紙などで作った人形で体をなでることによって穢れを人形に移し、それを川に流して邪気払いをする行事へと変化していきました。

人形を流して邪気払いをするこの風習が、ひな祭りの行事である「流し雛」のルーツであるといわれています。
そして、時代とともに人形作りの技術が発展し、立派な人形が作られるようになったことによって、川に流すのではなく飾る習慣へと変化していきました。
これがひな人形となり、貴族の中で流行っていたおままごと遊び「ひいな遊び」と合わさり、ひな祭りの形ができあがっていったのです。
そこから男女比の「ひな人形」に子どもの幸せを託し、ひな人形に厄を引き受けてもらい、健やかな成長を願うようになりました。
ひな祭りが3月3日に定められたのも、江戸時代の頃だといわれていて、この頃からひな人形もより豪華になっていきました。

装飾をじっと見ていたので保育者が「ひな人形だよ」と伝えると、はっとした表情でかけていき、ひな祭りの絵本を持ってきていました。絵本のひな人形と形が似ていたため、すぐに気づいて「一緒だね」と見比べていました。

人型の積み木を2つ並べて「ひな祭りだよ」と話し、お雛様とお内裏様に見立てていましたよ。

給食がひなちらしで行事食だと知ると、「楽しみ!」と期待する姿もありました。

菱餅は、鏡開きをしたときのことを思い出したのか、割ってみようと力を込めていましたが、「固い」「手じゃ割れないね」と子どもたちでやり取りしていました。

その固さに「これ、食べられるの?」と、食べられるのかどうか疑問を持ったようです。

金色のびょうぶに興味を示して満足するまで見たり、折り紙でできたお雛様とお内裏様をクルクルと回して、どういう構造になっているのか確かめていました。

家に桃の花や、お雛様を飾ってあることを教えてくれましたよ。

お雛様に顔があるね、目や鼻があるね、と伝えると顔をじっと見つめたり、帽子(冠)を被っていることを伝えると自分の頭を触っていました。

桃の花にもよく興味を示していて、つぼみや、花の中の雌しべや雄しべにも触れて、感触を味わっていました。

 

日中は暖かい日が多くなり、散歩では「今日はあったかいね」と呟く姿がありました。

いつものコースに散歩に行くことで、冬から春への季節の移り変わりを一緒に感じていきたいと思います。

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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