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2022.01.14

【そら組】他児との関わり

今週はそらぐみの子どもたちの、人間関係の育ちについてお伝えしたいと思います。

 

どの年齢においても、多くの保護者の方から、「友達と仲良くしているか心配」という相談をいただくことがあります。

実は子どもたちの人間関係の育ちには、順序があることをご存じでしょうか。

 

子どもたちは愛着形成が築かれた保育者の見守りのもと、その存在を感じ取りながら安心して遊ぶなかで、身の回りのものや人に関わる経験を重ねています。

失敗したり不安になったときは保育者のもとへ戻り、受け止められることで気持ちが安定したら安心してまた遊びにいく、という繰り返しの中で、少しずつ行動範囲を広げ、人との関わりも深めていくのです。

 

とくに0歳児から2歳児の乳児期に、こうした大好きな大人と外界を行き来する経験をしっかり重ねていくことで、周囲にはいろいろな人がいることや、相手の気持ち、人と関わる方法等に気付いていきます。

2歳児のそら組の子どもたちも、保育者との絆を拠り所にして少しずつ人間関係の土台を育み、最近少しずつ同じあそびを通して関わり合う姿へと変化してきました。

 

とても楽しそうに、満足した様子でじっくりと積木遊びをしています。

その姿が魅力的に見えたのか、しぜんと他児があそびに混ざり、言葉を交わしながら楽しむ姿がありました。

 

 

絵本を通して同じイメージを共有しようとしたり、「キャラメル工場を作ろう!」と一緒に積木を積み上げていったりと、近くにいる他児となんとなく一緒に過ごす心地よさを感じている様子に、子どもたちの成長を実感します。

 

もちろんこの時期は、イメージを共有しきることはまだ難しい年齢です。

なんとなく共有しているように見えても、「相手と自分は違うことを考えている」ということに気付くことができる発達段階はまだ先なので、保育者がつなぎとなってお互いの思いを伝え、見守ることで、子どもたちも安心して他児とのかかわりを心地よく楽しめているのです。

 

他者との関わりが広がってきている2歳児さんですが、まだまだこの時期はひとり遊びを十分に楽しむことが大切な時期でもあります。

じっくりと自分がしたいあそびに夢中になることで気持ちが満たされるからこそ、他者を受け入れる姿へと繋がっていくのです。

 

子どもたちが人と関わり合おうとする意欲にも寄り添いながら、まずはその子が満足をして遊ぶことができるよう、引き続き愛着形成を土台として丁寧に見守っていきたいと思います。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

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