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2022.01.08

【室内装飾】小寒と大寒

 

新年、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

 

今週は室内装飾について紹介します。

 

小寒とは寒さが最も厳しくなる前とか、寒さが加わる頃という意味で、いわゆる『寒の入り』のことで1月5日ごろを指します。小寒後15日で大寒に入り、大寒後15日で寒が明けます。小寒から節分までが寒の内と呼ばれています。寒の内とは、1年の内最も気候の寒い季節のことで、暦の上の寒の内が実際には気温の最も低い季節です。

七草・・・1月7日はその年の無病息災を願い、「七草粥」を食べる習慣があります。

大根・・・年末の行事(忘年会やお正月など)で胃に負担がかかっているので、胃に優しく体の芯まで温まる為良いとされています。

玄関には七草を飾っています。

 

ほし組では保育者が装飾の七草を持ってくると「何かな?」と興味津々の様子で装飾に手を伸ばす

姿が見られました。せりの葉やなずなの葉を手で持ち優しく感触を確かめるような姿や近くで眺めて様子を観察する姿が見られました。「これはせりだね、色んな種類の葉っぱがあるね。」等、様子を丁寧に言葉で伝え関わりました。また、給食で七草粥が出た際には「七草が入っているね、みんなで触ったね。」等、繋がりを持った言葉掛けをしていきました。

 

つき組では七草を見つけると興味を示し、触れる姿がありました。すずしろを見て「大根」「つるつるしてる」と感触を確かめていました。また、保育室にある植物図鑑の七草が載っているページを開き見比べながら「一緒!」と気付き保育者に伝える姿が見られました。子どもたちの発見、気付きに寄り添い「つるつるしているね」「大根に似ているね」「図鑑と一緒だね」と共感する声掛けをし、観察を通して興味・関心が深まるよう関わっていきました。また、七草を食べることの由来を「病気にならないようにお願いをしてお粥に入れて食べるんだよ」と分かり易い言葉で伝えていきました。

そら組では装飾に気が付くと興味を示し、近くに集まり「大根?」「これは葉っぱ?」と言いながら触れたり、匂いを嗅いでみたり様々な方法で確かめる姿が見られました。子どもたちの興味・関心に寄り添いながら1つ1つ丁寧に葉の名称を伝えていきました。また「この葉っぱをお粥に入れて食べるんだよ」と伝えると「なんで?」と興味津々な様子で保育者に尋ねる姿も見られました。「この1年間病気をしないで健康に過ごせますように。という意味が込められているんだよ」と伝えると「へぇ!」と言いながら頷き、話を聞いていました。分かり易い言葉を用いて子どもたちの興味・関心が深まるようなやり取りを心掛けていきます。