2021.12.08
お手紙【ひかり組】
12月に入り、舞い散る枯葉や冷たい風に、本格的な冬の訪れを感じる季節となりました。
子どもたちは寒さに負けず、戸外遊びを楽しんでいますよ。
ひかり組(4歳児)の子どもたちは、先日、お家の方宛にお手紙を書き、自分たちでポストに投函しました。今回はその様子をご紹介します!
ひかり組では、文字を読んだり書いたりすることに興味を持つ子どもたちが多く、保育者やお友だちにお手紙を書いて渡す様子がたくさん見られています。そんな子どもたちの姿を見て、「お家の方にお手紙を書いて、お家に届けてみる?」と、保育者が子どもたちに提案すると、「どうやって届けるの?」「なんて書こうかな…」と、話し合いながら張り切る姿が見られました。
「喜んでくれるかな?」と、たくさん悩みながら丁寧に文字にしていく姿も見られましたよ。
保育者が宛先と宛名を書いたあとに、子ども達が自分の名前を書き、切手を貼りました。
切手を真っすぐ貼ろうと、慎重になる姿が見られましたよ。
「お手紙ができたらポストに出しにいくんだよね!」という子どもたちの呟きから、ポストはどこにあるんだろう?という疑問がうまれました。
そこで、保育者が園周辺の地図を用意してみると和光市駅にポストがあることを発見しました。
さっそく、保育園から和光市駅までの道のりを地図をみながらみんなで決め当日を待ち遠しそうにしていた子ども達。
翌日、完成したお手紙を持って、和光市駅へ出発!
「いつ届くかな?」「お母さん喜ぶかな?」と、保育者やお友だち同士でお手紙がお家に届く日を想像して会話を楽しみ、期待を膨らませる姿が見られました。
自分の手紙を自分でポストに投函したあとは、保育者と一緒に回収時間の確認を行いました。
数時間後に回収に来ることを知ると、「お家に届くのはいつ?」と、待ち遠しそうにする姿が見られましたよ。
帰りは、和光市駅の中を少し見学しました!改札を見たり、ケーキ屋さんを見て、「美味しそう!」と、お友だち同士で楽しくお話していました。普段の散歩ルートとはちょっぴり違う道にドキドキワクワクしていましたよ。
休み明けの月曜日、「お手紙届いた!」「お父さんとお母さん喜んでた!」という声がお部屋中に響いていました。“自分が心を込めて作ったものが、大好きな人の元へ届き、喜んでくれたこと”がとても嬉しかったようです。
このような経験を通して、自分の気持ちだけではなく相手の気持ちにも触れていくことができればと思っています。
今後も、子ども達の姿に合った取り組みをしていきながら、「やりたい」「こうしたい」という興味や意欲を大切にしていきたいと思います。