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2021.12.10

つき組 ~観察する~

連日、あそびの森で見つけたり拾ったりした自然物を、

お部屋に持ち帰ってじっくり観察しています。

 

今回は、その様子をお伝えします。

 

 

あそびの森の木の根元、草を少しかき分けると、セミの抜け殻が出てきました。

「うわあ、むし!」「しんでる?」「こわい!」と子どもたち。

入室後早速、昆虫図鑑を開いていました。

「おなじの、どこかなー?」とつぶやきながら、ページをめくっています。

 

同じものを見つけると、「あった!せんせ、これなに?」と、やりとりが始まります。

セミの抜け殻の説明を簡単に伝えると、「せみの、ぬけがら」と繰り返し言葉にしながら、

写真の上にセミの抜け殻を乗せて、大きさや形を比べていました。

 

 

最初に見た時は「ちょっとこわい。さわらない。」と言いつつ、しばらく眺めているうちに、

そっと指先でつまんで持ち、顔に近づけて観察する姿もありました。

「せんがある!」と、お腹の部分の模様について気付いたようです。

 

 

こちらも、「こわいから、ぜったいさわらない。」と言いつつ、じっくり観察しています。

しゃがんだり、顔を近づけたり、あらゆる角度から見つめています。

 

 

「こわいの!いやーの!」と言いながら、お風呂ごっこをしている際中だった自分の赤ちゃんを連れて来て、

「こわいね?こわいね?」と赤ちゃんに語りかける姿もありました。

“ちょっと怖いけれど気になる、見ていたい”、そんな思いを、赤ちゃんと共有しているようでした。

 

 

 

こちらは、ピンク色の小さなお花を片手に、植物図鑑で同じものを探し、見つけた時の様子です。

「あった!」と見つけた喜びを表しながら、イラストと実物をじっくり見比べています。

『ヒメツルソバ』という植物で、夏に咲く花のページに載っていましたが、

一年中見られる花、と表記されていました。

「ヒメツルソバ、って言うお花なんだって」という保育者の言葉を聞いて、

「ひめつーそば?」「ひめ、ちゅる、しょば?」と同じように発音しようとしながら、

何度も見比べていました。

 

 

虫や植物などの自然物を見つけた時に、「しらべる!」「ずかん!」と言うことがとても増えてきました。

保育者と一緒に観察したり関わったりする中で、

“これは何だろう、とわからない物に出会った時は調べてみる”

ということが習慣となってきているようです。

これからも、子どもたち一人ひとりが、観察したり図鑑と見比べたりすることを満足いくまで行えるよう、

見守ったり関わったりしていきたいと思います。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78