2021.12.10
ほし組 ~戸外での発見~
窓から外を指差したり、帽子をかぶったりして、
“外へ行きたい”という思いを表す姿が増えているほし組の子どもたち。
戸外へ出ると、靴をはいて歩く、ということが楽しく、嬉しいようで、笑顔で歩き回っています。
歩き回る中で、芝生とコンクリートの硬さや足音の違いに気付き、交互に歩いて違いを味わったり、
境目にわずかな段差があることに気付き、繰り返し上り下りしたりしています。
さらに周囲へと視野が広がると、木の葉や草、花、土、石などの自然物にも興味が湧き、
草をちぎって上から落としたり、
葉っぱやつるを見つけ、保育者や友達に嬉しそうに見せたりしています。
石や土には興味を示しつつ、“触っても大丈夫なのかな”とためらうような姿もありました。
思いを汲み取り、「“石”が気になるんだね。触ってみる?」と声をかけながら保育者が先に石に触ると、
保育者の姿に安心し、すぐに石をつついたり持ち上げたりし、質感や重さを確かめているようでした。
愛着形成のできている大人との関わりを通して、自然物への興味をより深めています。
ほし組の部屋から子どもたちがいつも見ているもみじの木。
もみじの葉を手に取った子に
「もみじだね」「あの木と同じ葉っぱだよ」「いつもお部屋から見ているんだよね」
と傍に生えているもみじを指差しながら話すと、
子どもたちも指差して見つめたり、「はっぱ!」と言ったりしています。
保育者とのやりとりの中で、物と物の関係や、物と子どもたち自身の関係に気付いたり、
過去の経験と今の経験が結び付いたり、新たな発見のきっかけとなるよう関わっています。
自然物は大人にとっても未知な部分がたくさんあるように、
子どもたちにとっても不思議な魅力にあふれています。
大人との関わりを通し、実際に見る、聞く、触る、嗅ぐ中で、様々な感覚や豊かな感性を育むことに繋がるよう、
これからも発見や不思議さ、感動を一緒に味わっていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78