2021.12.17
松ぼっくり実験~つき組~
日中も冷たい風が吹くようになり、どんどん寒くなってきていますね。
鼻水が出ていたりと風邪気味の子も多くなっているので、気を付けていきましょう。
つき組(1歳児)では、「びっくり松ぼっくり」という絵本が大人気です。
絵本の中で紹介されている「松ぼっくり手品」のページが特に大好きで、公園に行くと松ぼっくりを探す子もいました。
残念ながら近くの公園では見つけられず、どうしようかと保育者で話していたところ。
1人の女の子が「お姉ちゃんからもらったの!!お水!!やる!!」と松ぼっくりを持ってきてくれました!!
念願の松ぼっくり実験の始まりです!
松ぼっくりと瓶をお部屋に持っていくと、すぐにびっくり松ぼっくりの絵本を持ってきてくれたので、まずは絵本を皆で読み返しました。
絵本の松ぼっくりの絵と実際の松ぼっくりを比べる姿もあり、「大きいね」と呟く姿もありましたよ。
水に入れると、目を輝かせながら、じーっと観察していた子どもたち。
1時間水につけて縮んだ松ぼっくりを見ると、「え?これ何?」と最初に見た松ぼっくりの姿の違いに驚いていましたよ。
次の日登園すると、ほとんどの子が開いたか確認していました。
2日後には無事に開き、子ども達の知っている松ぼっくりの姿に喜んでいましたよ。
絵本から興味を持ち、実際に観察をしたり、絵本の世界を再現したりすることで子ども達の理解が深まるだけでなく、言葉の獲得にもつながっていきます。
保育者から何かを発信して興味を持ってもらうだけでなく、子ども達の興味や疑問に保育者が気付いていき、試行錯誤できるような活動を今後も続けていきたいと思います。