NEWS

お知らせ

View More

2021.12.03

【つき組】他者との関わり

 

今週はつき組の他者との関わり、保育者の仲立ちの様子を紹介します。

 

つき組では保育者との関わりから他児への興味・関心が高まり子ども同士での関わりへと広がる姿が増えてきました。

遊びの中ではお友だちの遊びに興味を示し同じ遊びをしたい気持ちから側に行き、同じ玩具や素材を用いて模倣し平行遊びを展開したり、おままごとでは自身が作ったものをお友だちに「はい、どうぞ」と渡したり食べさせる模倣をする等のやりとりを通して遊びや気持ちを共有しようとする姿も見られます。

その中で同じ玩具を使うお友だちに対し自分の物を取られそうだと感じたり、お友だちにしたい関わりが上手く伝わらず葛藤する場面も見られます。

一人一人が存分に遊び込めるようにパーソナルスペースを確保した中で十分な個数の玩具、素材を置く等の環境設定に努めています。

お友だちへの関心が高まり言葉での表現は増えてきていますが、お友だちの気持ちに気付いたり言葉でのやりとりをスムーズに行うことは難しい時期です。そこで保育者がお互いの気持ちを受け止め、もどかしさや伝えたい気持ちに共感し、そのうえで保育者が代弁し相手の気持ちに気付けるような援助を行っています。

日々の子ども同士の関わり1つ1つを大切にしていく中で必要に応じて援助をし、子どもたち自身が気付き、学びを深め様々な経験を積み重ねていけるよう関わっていきます。