2021.11.10
10月の室内装飾
10月の室内装飾のテーマは「十三夜」で、すすき、さつまいも、南瓜、栗を飾っていました。
10月18日は十三夜でした。十五夜の次に月が美しく見えるとされています。
栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」とも呼ばれているそうですよ。
お月見では秋の収穫に感謝するため、収穫物をお供えします。
そして、収穫物とともにススキを飾ります。ススキの鋭い切り口は魔除けになります。
茎の内部が空洞になっており、神様の宿り場になると信じられていたため、古くから神様の依り代と考えられてきました。悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味も込められています。
子どもたちと一緒に観察してみました。
ほし組は、南瓜を持とうとして軸のところを掴みますが、重くて持ち上がらないことに気づき、下から持ってみてそのずっしりした重みを味わっていました。食べ物だとわかっているようで、口元に持っていって食べる真似をしたり、保育者に食べさせようとしたりする姿もありました。
つき組は、南瓜のゴツゴツした感触を味わったり、栗を両手に持ってカンカンと音を出してみたりと、手で触って確かめていました。嗅いでみると匂いがしないことに気づき、「匂いしないね」と呟いていましたよ。
そら組は、「わあ、さつまいもだ」「栗だ」と言いながら触ってよく感触を確かめていました。野菜と果物の図鑑を持ってきて載っているページを開き、隣に並べて「一緒だね」と言っていました。すすきは恐る恐る触ってみて、「ふわふわしてる」と感触を言葉にしていました。思っていたよりも柔らかかったようで、安心した表情を見せていました。
旬の食べ物に触れることで、夏から秋への季節の移り変わりを感じることができたと思います。
給食にさつまいもや南瓜が出た時は、「この間さつまいも触ったね」と活動の繋がりを感じられるようにしています。
装飾に触れる中で、その時の季節感や日本の伝統文化を一緒に感じていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
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