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2021.08.20

セミの抜け殻

 

 雨続きからようやく夏の暑さが戻り、あちこちからセミの声が聞こえます。先日、そら組のお友だちが保護者の方とセミの抜け殻を見つけたようで、保育園に持って来てくれました。他の子ども達もお友だちが持っているセミの抜け殻に興味津々の様子でした。そこでセミの抜け殻観察をしてみることにしました。

 

ほし組では、初めて見るセミの抜け殻に少し不安を感じた様子で保育者にぎゅっとつかまったり、保育者の周りに集まったりしていました。「何か分からない物」には安全かどうか分かるまで少し時間が必要なのですね。保育者が「セミの抜け殻だよ」と声を掛けながら優しく触れてみると、引っ込めていた手が動き出しセミの抜け殻に触れていました。様子を見ながら何度かツンツンと触れると満足したようで、違う遊びを始めていました。

 

つき組では、「これなに?」と保育者に聞いたり、じっくりと観察をしていました。少し力を加えるとパリッと潰れることに気付き、潰さないように力を加減して持つ子や、潰れることに面白さを感じ感触を確かめる子もいました。他にも図鑑を開いてみたり、セミの抜け殻の黒子となりやり取りをする姿も見られていました。

 

そら組では、昨年も保育園で観察したり見た事があったりする子も多く「セミだよ!」と子ども達からの言葉が多く聞かれました。「どのセミかな?」と図鑑を広げて実物と見比べたり、「この穴からセミが出てくるの!」「これは目なんだよ!」とお話しをする子もいました。観察や経験を重ねて興味や関心が広がっているのですね。様々な知識も増えていることを感じます。

「ほら!くっついた〜!」と自分の服にくっつけて遊ぶ姿もありましたよ。

 

 水遊びが終わる頃には、戸外活動としてお散歩に行く機会も増えていきます。今回だけの観察で終わりにせず、様々な生き物やセミの抜け殻にも触れながら楽しんでいけたらと思っています。「帰り道にセミの抜け殻を観察しました」と連絡帳でお伝えして下さったご家庭もあり、様々なものに興味を持って触れる機会が増えることは素敵なことだと感じました。

 

 

 

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