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2021.07.12

7月室内装飾『七夕』

 

 7月7日の『七夕』は、日本古来の年中行事である「棚機(たなばた)」と、中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」が由来していると考えられています。乞巧奠(きこうでん)は、織姫にあやかり機織りや裁縫の上達を祈る中国の行事です。7月7日に庭先の祭壇に針や五色の糸を供え、星に祈りを捧げます。後の世には、機織りや手芸だけではなく芸事や書道といった手習い事の上達を願う行事となりました。

7月7日には『七夕』をテーマに、折り紙で作った七夕飾りを付けた笹を置きました。

七夕飾りにはそれぞれ意味があります。

紙衣・・・髪の着物は災いを人形に映すという意味と裁縫の上達を願う

吹き流し・・・織姫の織り糸を表したもの

織鶴・・・家内安全と健康長寿を祈願するもの

投網・・・豊漁、豊作を祈願するもの

屑籠・・飾りを作った後に出る紙屑を入れる屑籠。物を粗末にしない心の表れ

巾着・・・金運向上を願い、昔の財布をかたどったもの

短冊・・・学問や書、習い事の上達を願う

短冊は馴染のある飾りですが、他にも一つひとつの飾りにこんな意味があったのですね。

 

子ども達と観察した様子です。

ほし組の子ども達は、窓越しに笹を見つけると声を出したり、指差しをして興味津々の様子でした。近くで保育者が触る様子を見ると安全だと分かり、手を伸ばしたり立ち上がって笹に付いている飾りを手に取ったりしてじっくり観察。笹の葉を揺らしてみると揺れる様子に気付き笑顔が見られていました。「笹の葉っぱだよ」と伝えると「はっぱ!!」と繰り返し声に出す姿も見られ七夕飾りに親しむことが出来ました。

 

つき組では「これなに?」と触れたり、眺めたり、興味を示して積極的に関わっていました。投網(黄色の折り紙の飾り)を伸ばしてみると伸びることに気付き、面白さを感じたようで何度も伸ばしたり縮めたり繰り返す姿も見られました。

 

そら組では、一つひとつの飾りに興味を持ち保育者に質問する姿が見られました。「ここにお願い事を書くんだよ」と伝えてみると「おねがい?」と繰り返したり、伝えたことに対して自分なりに解釈しようとしたりしていました。みんなのお願い事はどんなことだったのでしょう・・☆彡

 

おやつの献立は七夕ゼリーで、星型のゼリーをみんなで美味しく食べました。

年に1度の行事や文化に触れる経験が、子ども達にとって素敵な経験になるように一緒に感じたり、考えたりする時間を大切にしていきたいと思います。

 

 雨の日が続いていましたがようやく夏らしい気候になってきましたね。今週から子ども達も楽しみにしていた水遊びがスタートしています。熱中症対策をしっかりして安全に水遊びを楽しみたいと思います。水遊びのご用意ありがとうございます。子ども達の様子についてはまたお伝えしていきたいと思います。

 

 

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