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2021.06.25

【つき組】探索活動

 晴れていたと思えば突然雨が降ってきたり、天気雨とともに虹がかかったり、すこし不安定ではありますが、この季節らしい天候が続いていますね。

 

 今週はつき組さんの様子をご紹介します。

 

 

 1歳児頃は歩行などの身体機能が発達し、様々な体の動かし方を試しながら新しい動きを獲得していく時期です。

 行動範囲が広がるため、周囲のものや環境により一層興味を持ち、様々な方法で自ら関わっていくことが増えていきます。

 

 つき組の子どもたちも、よじ登ったり、這ったり、走ったりといった様々な動きを試す姿が見られていたため、先日様子を見ながら園内探索へと出かけました。

 

階段を一段一段、全身を使って楽しそうに上り下りしています。甘えたい気持ちから保育者におんぶを求めていた子も、保育者に気持ちを受け止められ、くっついていたい気持ちが満たされると、自ら「おりる」と言って階段の上り下りを楽しんでいました。

 

探索のなかでカギに触れてみたり、電気がついたことに気付いたり、子どもたちが自ら環境に関わっている姿を見守りながら、何かを伝えようとしているときは目線を合わせ、丁寧に発見や気持ちに寄り添っています。

 

階段の扉のカギに興味津々です。仕組みが気になるのか、穴に入っていくのが面白いのか、20分程ずっと指先を使って開けたり閉めたりを楽しんでいました。

 

廊下を探索している中で、「おそと」と言って自分の靴を取り出し、一生懸命履こうとする場面もありました。靴を履こうと試行錯誤するなかでも、体のバランスを保ったり、手と足を別々に動かしたり、指先でつまんだりはがしたり…と様々な動きを経験しています。生活習慣の獲得という面でもとても重要な経験なので、子どもが取り組んでいる姿を時間をかけて見守っています。

 

 自分たちが過ごしている保育園という場所がどんなところで、どんなものがあるのか、子どもたちは日々探索を通して感じ取っていきます。

 

 この日はちょうど雨が降った翌日だったので、傘立てに残っている傘に興味を持つ子どもたちの姿もありました。

「傘って言うんだよ」「雨降った時に使うんだよね」「もう雨降ってないかな」と保育者が言葉をかけたことで、「あめ」と言いながら園庭を見たり、傘に触れてみたり、道具の使い方や天気に触れる機会となりました。

 

 子どもたちが様々な環境に関わり、「自分で見てみたい」「自分で試してみたい」という気持ちが高まり、生活の仕方や物の仕組みに気付いていくことは、将来子どもたちが自立をするうえでとても重要です。

 

 今後も子どもたちのそうした意欲に寄り添い、じっくり探索を楽しめるよう時間と場所の保障に配慮していきたいと思います。

 

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