2021.02.06
~2月の装飾~【節分】
まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では春を迎えましたね。
今年の節分は2月2日でした。
この日に行われるのは124年ぶりだそうです。
今回の装飾は、節分にちなんだ『豆』と『柊』を飾りました。

豆→日本では古くから、大豆には邪気を祓う穀霊が宿っていると考えられていました。
人間の命を支える五穀の中でも一番大きく、力の強い大豆が用いられたと言われています。
柊→ 昔から魔よけの力がある物の一つとして尖ったものがあげられます。
柊は葉にチクチクと尖った棘を持つため鬼の目を刺すので、“門口から鬼が入れない”ということで魔除けとして使われました。
別名を『オニノメツキ(鬼の目突き)』とも言われています。
日本では、病気や災害等、悪いことは鬼の仕業として考えられてきました。そのため、豆まきをし、鬼を払い福を呼び込むという意味を込めて『鬼は外、福は内』と言って豆まきをします。

装飾を見にきたひかり組さん。
さっそく手に取ったり、匂いを嗅いだりしながら、『もうすぐ豆まきするんだよね!』、『この葉っぱトゲトゲしてるよ』と、柊の特徴にも気が付く姿が見られました。
『柊はなんでトゲトゲしてるのかな?』という保育者の問いかけに『きっと鬼がトゲトゲしたの嫌いなんだよ』と友だち同士で話したり子どもたちなりに考えたりしていましたよ。


給食では恵方巻を食べました。
恵方巻の食べ方を保育者が伝えると、それぞれ願い事を考えながら『口から幸せが逃げないように今日は静かに食べないと!』と、いつもとは一味違った食事を楽しんでいた子どもたち。
なかには、『コロナウイルスが早くなくなりますようにってお願いしておいたよ』という声も聞こえてきましたよ。
子どもたちが一年健康に過ごせますように。