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2020.08.17

8月の室内装飾

 

今月の室内装飾のテーマは『お盆』。

キュウリ馬、ナス牛、スイカ、浄水、水の子を飾りました。

お盆の期間は、一般的には8月13日~16日の4日間とされています。

かつては、旧暦の7月13~16日がお盆でした。

 

日本では古くから真夏にご先祖様を供養する風習があり、そこに、仏教の「盂蘭盆会 (うらぼんえ)」という、旧暦7月13~16日に行われる行事が伝わり、だんだんと 一つの行事になっていったと考えられています。

 

明治6(1873)年に日本は新暦になり、多くの地域では、分かりやすくちょうど1カ月ずらして、8月15日前後に行うようになりました。

このお盆は、かつての旧暦のままに近いので「旧盆」「旧のお盆」と呼ばれることも あります。

 

●キュウリ馬、ナス牛

キュウリとナスに割り箸をさして、馬と牛に見立てたものを作ります。ヘタのある ほうを頭と考え、迎えるときは盆棚にむかって内向き、送るときは外向きに飾ります。  

・キュウリ馬(精霊馬)…お盆の時、ご先祖様が少しでもはやく帰ってこられるように「馬」でやってくるといわれています。  

・ナス牛(精霊牛)…お盆が終わって、帰る時はのんびりとなごりおしみながら 帰って欲しいことから「牛」に乗って帰っていくといわれて います。

 

●水の子  お盆のお供え物のひとつ。ナスやキュウリなどをさいの目に切り、洗った米をまぜたものを、はすの葉やさといもの葉をしいた器に盛りつけたもの。

 

旬の食べ物であるスイカも一緒にお供えしました。

給食のおやつでは、いつも切った後の赤いスイカを見ているので、まんまるのスイカに目が釘付けのつき組さん。軽く叩いてみたり、持ってみたり、保育者の真似をしながら、重たいスイカを一緒に持ち上げて重たさを感じたりしました。

ほし組さんでは、図鑑に載っているスイカと、本物のスイカを見比べる姿も。まだ言葉にはできなくても、図鑑とスイカを交互に見比べる姿から、”同じもの”であるということに気付いているようでした。

そら組さんは、見るなり「あ!きゅうり馬と、なす牛だ!」と子ども達。

キュウリ馬やナス牛の由来を説明すると、少し難しそうな表情を見せながらも興味津々で聞いていました。

 

水の子のお皿にしいているさといもの葉にも触り、「おおきい!!」と大きさを楽しみながら帽子や傘に見立てて被ったり持ってみたり。いつもはなかなか触れることの無い大きな葉に夢中でした。