2019.08.17
8月の室内装飾
8月の装飾
~お盆~
胡瓜の馬・茄子の牛・ほおづき
盆花:ゆり・さるすべり・紫式部・むくげ
お盆には、先祖や亡くなった人たちが浄土から地上に戻ってくるものと言われています。先祖の精霊をお迎えし、供養する期間を『お盆』と呼んでいます。
胡瓜の馬・茄子の牛:精霊馬、精霊牛と言われご先祖様が行き来する乗り物として作られます。胡瓜は足の速い馬として見立てられ、あの世から早く家に戻ってこられるように、茄子は足の遅い牛に見立てられ、少しでもこの世から帰るのを遅らせようとしたとされています。
ほおづき:先祖の精霊はほおづきや提灯などの中が空洞になっている物に宿ってお盆を過ごすと言われています。ほおづきをお盆の仏壇や棚の飾りにすることで、帰ってくる目印になるそうです。
盆花:精霊に供える草花。女郎花・桔梗・みそ萩・萩・山百合など一種または数種供えます。6日~12日頃に山へ取りに行ったとされます。
胡瓜、茄子を見てすぐに食べ物だと気付いたほし組さん。隙を見てはあーんと口に運ぼうとしていました。
胡瓜が馬、茄子が牛なんだって、と話をすると手に取って「パカパカ」「モー」と鳴きまねをするそら組さん。
「かわいいね」と茄子をなでなでする姿も。
ほおづきの実は夏まつりで見た紙風船に似ていたためか「風船だあ」と嬉しそうに手に取りました。
しかし紙とは違う生っぽい触り心地にビクッ!としてそろーっと戻していました。触り心地が花びらみたいだねと話すとああそっかと腑に落ちたようで、手でポンポンと弾ませたり提灯のように持ってみたりしていました。
お盆休み期間という事もあり、今週の保育園は少し寂しい日もありました。
ゆっくりと休んだり、いつもより少し遠出したり、親戚が遊びに来てくれたり。
思い思いのお休みを、楽しく過ごせましたでしょうか。
また元気いっぱい、登園してきてくれるのを楽しみにしています。