2020.06.06
6月の室内装飾
6月(水無月)の装飾


~梅雨~
梅、紫陽花、琵琶
「梅雨」に「梅」の漢字が使われた由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされています。中国から伝わったときは「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」でした。もともとは雨によってカビが生えやすくなることから「黴雨(ばいう)」といわれていたようですが、それが転じて「梅雨(ばいう)」という字になったということです。

日本で、梅雨(つゆ)といわれるようになったのは江戸時代からといわれています。「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」とも、熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」とも言われています。
梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月の初旬はまだ実が硬くても、下旬には収穫を終えることがほとんどです。そのため、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨(つゆ)」になったとも言われています。

触ると硬くてスベスベの梅の実に「えっなにこれ」と不思議そうなそら組さん。触り心地のちがうものを「こっちもさわってみて」とおしえてくれました。
つき組さんは食べるものだと直感的にわかったのか、梅と琵琶を見るなりひょいと口に入れようとする姿もありました。
暑い日が増え、夏が近づいてきましたね。
これから雨と湿気のジメジメがやってくるのかと思うと少し憂鬱になりますが、雨の日でも楽しく過ごせるよう、保育室のおもちゃや棚などの環境を準備しています。
マスクをしているといつもより熱がこもりやすいそうなので、熱中症や脱水症状に気を付けたいですね。保育園でもエアコンの利用やこまめな水分補給をするなどして対策し、元気に過ごしていけるようにしたいです。