2020.05.09
5月の室内装飾
5月(皐月)の装飾

~端午の節句~
兜と菖蒲
昔の中国では、5月は「悪月」「物忌み月」とされ、邪気を払うとされる菖蒲を飾ったり,「菖蒲酒」を飲むことから、「菖蒲の節句」ともいわれていました。江戸時代に入り「菖蒲」の音から武を重んじる「尚武」となり、男の子の節句となったということです。
「兜」兜や鎧は身を守る道具の象徴であり、男の子の健やかな成長を願って飾られるようになりました。
「菖蒲」古くから邪気払いの力があるとされており、また、武道を重んじるという意味の「尚武」と読みが同じであることから、武士の間で縁起が良いとされてきました。
「鯉のぼり」
鯉が滝を登り切り、竜になったという中国の故事「登竜門」にちなみ、立身出世の象徴として、男の子の出世や成長を願い、飾られるようになりました。
5月5日は子どもの日、端午の節句でした。
お子さんの成長をお祝いしたり、家族みんなでゆったり過ごされたことと思います。
ゴールデンウィーク中には夏日もあり、少しずつ初夏を感じるようになってきましたね。
季節の変わり目は疲れが出やすく、体調も崩しやすい時期です。
お子さんも、保護者の方も、よく寝てよく食べ手洗いうがいを欠かさず、健やかな毎日を送りましょう!