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2020.05.14

5月の室内装飾

 

5月5日は『端午の節句』でしたね。今月は、菖蒲、つつじ、たんぽぽ、兜を飾りました。

 

 

端午の節句には、菖蒲湯に浸かる、柏餅・ちまきを食べる、鯉のぼりや兜、五月人形を飾るなどといった風習があります。

 

端午の節句は、古代中国において、月の初めの厄払い行事として生まれました。菖蒲の持つ強い香りが邪気をは祓うとされていたため、邪気祓いに菖蒲が使用されていたようです。

その風習が日本に伝わったのが平安時代で、鎌倉時代から江戸時代になる頃には、男の子の行事として認知され、「尚武」「勝負」などの言葉にかけられた菖蒲に、男の子がたくましく成長することを願いました。それらの風習を残しながら、端午の節句は今日に至るまで続いています。

菖蒲湯は体をいたわるだけでなく、厄除けの効果や子どもの成長を祈る意味もあります。

 

兜や鎧を飾る風習は、戦で身を守ってくれるものであることから、様々な災いから子どもを守って欲しいという思いが込められており、五月人形は「金太郎」がモデルとなっていて、金太郎のように子どもが健やかに育って欲しいという思いが込められているそうです。また、雛人形と同じように、子どもの身代わりとなって厄から守ってくれる意味もあります。

 

鯉のぼりを飾る風習もあります。流れの強い速い川でも、一生懸命に登っていくことができる鯉。そんな力強い子になって欲しいという願いが込められています。

 

 

新年度が始まって1か月以上が経ち、子どもたちからも少し疲れが見え始めています。少しずつ気温も上がり、汗ばむ日も出てきているので、水分補給を十分にし、食事と睡眠もしっかりとって、子どもも大人も健康に過ごしていきましょうね。