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2020.12.26

12月の室内装飾

 

今月のテーマは『冬至』。かぼちゃ、小豆、柚子を飾りました。

冬至とは、日照時間が1年で最も短くなる日のことです。

冬至は毎年変動し、12月21日頃にあたります。今年の冬至は、12月21日でした。

 

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。

 

 

●冬至の食べ物

かぼちゃは別名「なんきん」、漢字では「南瓜」と書きます。冬至は陰が極まり再び 陽にかえる日なので、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しており、冬至に最もふさわしい食べ物になりました。

 

他には、小豆を使った冬至粥があります。昔から小豆の赤は邪気を祓うと言われている ため、冬至粥で邪気を祓い、翌日からの運気を呼び込もうというわけです。

 

●柚子湯

 

柚子湯 は、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊だと考えられています。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。 端午の節句の菖蒲湯も同様です。

 

 

柚子の香りをじっくり嗅いでいるつき組さん。

柚子からこんなに匂いがするなら、これも…?!と、次はかぼちゃを手に取り、

くんくん…

と匂いを嗅いでいました。顔をあげると、”こっちからはぜんぜん匂いがしない…”という、なんとも不思議な表情をしていました。

 

そら組さんは、触り始めてすぐに「切って!」と子どもたち。

距離を取り十分安全を確保した上で、子どもたちの前でかぼちゃと柚子を包丁で切り、中の断面を見たり触ったりしました。切っている時の様子から「かたい?」と生のかぼちゃを切ることは難しいということに気づく子もいました。

柚子やかぼちゃの皮を剥こうとしてみたり、水でふやかしておいた小豆は指先でつぶしてみたり。小豆の中を見て「中は白いんだね!」という発見もしていました。

 

 

 

今年も残すところあとわずかとなりました。

新型コロナウイルスの流行に伴い、休園や登園自粛など、保育園を運営するにあたって保護者のみなさまにたくさんのご理解とご協力を頂き、ありがとうございました。

来年も、子どもたちが毎日楽しく満足を感じられる保育が行えるよう、努めてまいりますので、よろしくお願い致します。

 

1月4日に、元気な子どもたちに会うのを楽しみにしています。

よいお年をお迎えください!