NEWS

お知らせ

View More

2020.11.27

11月の室内装飾

11月(霜月)の装飾

~七五三~

七五三の由来は、室町時代にまで遡ります。当時は幼児の死亡率が今とは比べ物にならないほど高く、生まれて3~4年たって、初めて、当時の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録されました。

七五三は、死亡率の高い危険な時期を乗り越え、無事に成長してこられたことの節目として、その子の生まれた土地の神様に感謝と加護を祈る儀式として江戸時代に定着しました。

もともとは、宮中や公家の儀式でしたが、江戸時代には呉服屋の宣伝によって、一般的に広く行われるようになったということです。

それぞれの年齢の儀式の由来は以下の通りです。

三歳 髪置の儀 男女とも髪を伸ばし始める

 昔は生後7日で産毛を剃って三歳までは丸坊主なのが普通でした。これは病気を予防する意味があったようです。

五歳 袴着の儀 男の子が袴を着る

 幼児から少年の節目として男児が初めて袴を着ける儀式です。

七歳 帯解の儀 女の子が帯を締める着物に変える

 昔は小さい女の子の着物にはひもを付けていましたが、紐ではなく帯を着けさらには大人と同じ着物を付けるようになるという儀式です。

 

 

 

 

 

なんかある!!と室内装飾に興味津々のほし組さん。

折り紙を手に取ってこれなに、と首を傾げていました。

「ツルだよ」「つーるー」

「カメだよ」「あーめー」

「これは?」「あー…つーうー」

単語の発音が上手になってきているので、教えてもらった言葉を繰り返ししゃべりながらにぎにぎと触っていました。

 

 

 

 

 

つき組さんはまず観察。

「これなんだろう」「さわってもいい?」と先生に確認してから触っていました。

折り紙で折ったツルだね、こっちはカメだよ、と教えてもらい一つ一つじっくりと観察してました。

「なんでこれ(カメ)はぺったんしてる(セロハンテープ貼ってる)のにツルはないの?」と一つ一つじっくり折り紙を観察し、違いがあることに不思議そうにしていました。

千歳飴やお守りも、袋状になっていることに気づいて中身を取り出そうと振ったり引っ張ってみたりしていました。

 

 

 

 

 

そら組さんにはカメの折り紙が大人気でした。

というのも、散歩コースの途中にカメがいてそら組さん達はいつもご挨拶をしているそうです。

「あっカメだ!」とピンときたようです。

カメ争奪戦ののち、順番にカメを手に取りなでたり可愛がったりしました。

七五三のお祝いのお飾りだね、と先生が話すと「〇〇ちゃんしゃしんとったよ」とお話ししてくれる子もいました。

 

 

 日中は上着がいらないくらいに暖かかったかと思えば朝夕に驚くほど冷え込んだりと、衣服の調節が大変だと思います。

 保育園では加湿器や暖房を利用して室内の湿度と温度を一定に保つようにしているので、綿の肌着と長袖で十分快適に過ごすことが出来ています。

 保育園での服装について分からないことや不安に思っていることがあれば、いつでも職員にご相談ください。

 

また、コロナウイルスや風邪などの感染症予防の為、手洗い消毒には一層気を付けていきたいですね。