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2021.01.15

1月室内装飾「正月」

 

 日本におけるお正月は、年始にあたり「年神さま」を迎え、年(年齢)を重ねた事を祝い、豊作を祈る行事です。

鏡餅、門松、しめ縄は新しい1年の神様=年神様をお迎えするためのものとして年末に準備します。1月の室内装飾として鏡餅としめ縄を玄関に飾りました。

鏡餅は、年神様の拠り所とされており、松の内の間は神様の魂が宿るとされています。鏡開きの日にその魂が宿ったお餅をいただくことで、年神様の運気や力を分け与えてもらうとともに1年の無病息災を願う意味があるのです。大小2つの丸いお餅は、円満に新たな1年を重ねるという意味があります。

  

しめ縄には、神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。しめ縄が神の領域と現世を隔てる結果となり、その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たします。その由来は、天照大神が天の岩戸から出た際に、再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、「しめ」には神様の占める場所という意味があると言われています。

 

 子ども達は、しめ縄や鏡餅を見たり、触れたり、思い思いに観察をしていました。お散歩に出掛けると、お家の外に色々なしめ縄飾りがあり、目を止める姿も見られていました。「みかんだ!」「お魚!」と飾りについている物や柄に興味を持って伝える子もいました。

鏡餅はずっしりと重く、両手で抱えて持ってみたり、匂いを嗅いだり、嬉しそうな表情が沢山見られました。

 

鏡開きを行った日には、「この中に神様がいるんだよ」とお話をしてみました。ヒビの入ったお餅を見て「ここにいるの?」とヒビの部分を指差して覗きこむ姿や、保育者と一緒に力を込めて「パカ!!!」と割ると断面を見たり匂いを嗅いでいる姿も見られました。中にはおままごとスペースに移動して、割ったお餅を使って料理を始める子もいて大満足な様子でした。

日本の行事に触れる、とても良い機会になりました。行事や季節の絵本にも触れながらさらに関心が深まっていくと素敵だなと感じます。

 

 

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