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2020.06.06

体調管理について

6月に入り、気温、室温ともに上がり、汗ばむ季節になってきました。園では子ども達の健康管理には十分気をつけていきたいと思います。

そこで今回は、熱中症や汗疹についてお話ししたいと思います。

毎年5月から9月にかけて、熱中症になりやすい時期と言われています。

子どもは自分では体調の変化に気付きにくい為、大人が体調管理をする必要があります。例えば、子どもは夢中で遊んでいるうちに脱水症状を起こす可能性もあります。こまめな水分補給や休息を呼びかけることが大切です。

また、子どもは大人と比べて、体温調節機能が未熟な為、熱中症にかかりやすいとも言われています。本来は汗をかくことで体温を調節しますが、子どもは体内に熱がこもりやすいので注意が必要です。

十分注意をしていても熱中症にかかってしまうこともあります。熱中症にかかってしまった時の対処法をご紹介します。

①日陰や、冷房の効いた涼しい場所に運ぶ

②衣服を緩め、首筋、脇の下、脚の付け根に冷たいタオル等当てて冷やす

③スポーツドリンクや経口補水液など、塩分を含んだ水分を少量ずつ与える

症状が重い時や、改善されない時は、必ず受診しましょう。

また、この時期多いのが汗疹です。汗疹にも種類があり、水晶様汗疹(透明な汗疹)と、紅色汗疹(赤みのある汗疹)があります。水晶様汗疹は肌の清潔を保つ事で改善されますが、紅色汗疹は痒みや炎症を伴いますので、受診をお勧めします。

汗をかいたらそのままにせず、その都度濡れたタオルで拭き取ってあげましょう。また、乾燥すると皮膚のバリア機能力が低下する恐れがあるので、保湿も大事になってきます。

また、これからの時期、様々な感染症も流行する恐れがあります。感染防止の為、ご家庭でも、しっかり手洗い・うがい等行うようにお願い致します。送迎時保育室に入室する前も、手洗い・手指消毒のご協力をお願い致します。

園でもこまめな水分補給、十分な休息を心掛け、体を清潔に保ちながら、子どもの体調管理をしっかり行っていきたいと思います。

先日、お花の植え替えを行いました。今回はマリーゴールドです。そら組さんにマリーゴールドを植えた事を伝えると「見たい」と興味津々でした。同じお花でも、一つ一つの花びらの色の違いに気付き、「こっちはきいろで、あっちはオレンジだね」と保育者に伝える姿もありました。子どもの「見たい、触りたい」という好奇心を大切にしながら、今後もたくさんの生き物に触れ合う機会を持てるように、環境を整えていきたいと思います。