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2020.01.20

カレー作り

1月17日に2~5歳児クラスの子ども達がカレー作りを行いました。

「カレーいつ作るの?」とずっと楽しみにしていた子ども達。

ゆめ組のお部屋に集まり、カレー作りとはどんなことをするのか保育者の話に耳を傾け、真剣な表情で聞いていました。

作り方を聞き、やる気に満ち溢れていた子ども達。

自分のクラスに移動するとさっそくクッキング開始です!

【そら組】

少し柔らかくした野菜のスライスで型抜きを行いました。型がはみ出さないように気を付けながら慎重に行っています。

形が崩れないように型から外すにはどうしたら良いか試行錯誤を繰り返す姿も見られましたよ。

【にじ組】

野菜を一つひとつ丁寧に洗っていたにじ組さん。ジャガイモの土が取れ、水が茶色く濁ったことに気づいたり、皮がついたままの野菜の感触に触れてみたりと素材への気づきがたくさんありました。

そして生野菜での型抜きに挑戦!「硬くて難しい」「手が痛いよ」と最初は言っていましたが、自分で型を抜けると自信につながり、「こんなにいっぱいできたんだよ!」と見せてくれました。

【ひかり組】

ひかり組の子ども達はピーラーを使用して野菜の皮むきに挑戦しました。

ジャガイモもニンジンも手で支えるのが難しいものですが、保育者と一緒にしっかりと野菜を押さえ、でこぼこの部分の皮も残さないよう、みんなで協力して皮をむいていました。むいていくと「ニンジンがつるつるになってきた!」「ジャガイモはちょっとべたべたするね。」と感触の変化に気づく姿が見られましたよ。

型抜きも楽しんでいたひかり組さん。

その中でユニークな型抜きをしているお友達がいました。

少し小さめなスライスだったため、ペンギンの型を使うにはどうしたら良いか考え、2つを組み合わせることを思いついたそうです。

【ゆめ組】

ゆめ組の子ども達は、「洗う・皮をむく・包丁で切る」という工程に挑戦!

保育者の支えがなくても、きれいに皮をむくことができました。

むいた皮に触れていたお友達。感触を確かめると「半分にすると、ぱきって音がするよ!」と発見したことを教えてくれました。

カレーに入っている野菜はどんな形に切られているかを思い出し、真剣な面持ちで切っていく姿も見られました。

生野菜がこんなに硬いのかということを知った子ども達。しっかりと押さえながら包丁を握る手にも力が入っていました。

最後はひかり組・ゆめ組の子ども達に「炒める・煮込む」という工程を手伝ってもらいました。

美味しいカレーを作るポイントについても知り、野菜の色が徐々に変化していく様子や、ルーを入れるタイミングなども真剣に見ていましたよ。

「お母さんやお父さんにも教えてあげたい!」と話す子ども達もたくさんいました。

保育園ではこのような調理経験を通して、素材にじっくり触れてみるおもしろさを経験したり、自分たちが食べているものがどのように作られるのかということを知るきっかけになったり、自分たちで作った料理を「美味しいね」と味わう満足感を得たりと様々な経験を子ども達にしてほしいなと考えています。

子ども達が食を営む力を育んでいけるよう、今後も丁寧に関わり、食への興味を高めていきたいと思います。