2019.11.18
カマキリのたまご
先日、ゆめ組のお友達が大切にお世話をしていたカマキリがたまごを生みました。

公園から連れて帰り、観察を続けていると「お腹が大きくなってるね。」「たまごかな?」と子ども達が気づきました。
子ども達が観察する中、カマキリはたまごを生み始めました。
図鑑でカマキリのたまごがどんなものかは知っていた子ども達でしたが、たまごを生む瞬間を見たのは初めてのことで、釘付けでした。
「カマキリのお母さん頑張って!」と虫かごの前に集まって呟く子ども達の姿も見られ、虫の飼育を通して生命の尊さを感じているのだなと感じられました。
その後、子ども達はたまごをどうするかの話し合いをしていました。
「大事に育ててきたカマキリだから赤ちゃんが生まれるところも見たい。」という子、「お部屋のなかで飼っていると、温かすぎて赤ちゃんが小さいまま生まれてきちゃうから、公園に帰してあげた方がいい。」という子など様々でした。
一人ひとりカマキリを大事にしてきたからこそいろんな思いがあったのだと思います。
話し合いの結果、カマキリを見つけた公園にたまごと一緒に帰そうということに決まりました。
たまごが食べられてしまわないよう、公園のどこが安全かをみんなで探してお別れをしました。
今後も子どもたちが自然や生き物への興味を高め、命に触れることで、虫に限らず命の大切さに気付いていけるような関わりをしていきたいと思います。