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2020.08.19

ほし組の様子

 

今回は、ほし組さんの様子をお伝えします。

 

ままごとや絵本、積み木など、ひとつひとつの遊びをじっくり楽しむ時間が長くなってきました。

保育者のところへ絵本を持ってやって来て、”読んで”とアピールしてくれることもありますが、自分で絵本を持って好きな場所へ移動し、座り込んでページをめくり、1人で夢中になって見ている姿も見られるようになりました。

 

ひととおり見終えてから、”読んで!”とアピールしたり、絵や写真を指差しながら声を出し、それを保育者が「きいろ」「バス」などと言葉で表すと、満足気な表情を見せたり、同じように言ってみようと声を出したりすることもあります。

 

積み木は、保育者が積み上げたものを、手で押して崩して、それを繰り返すのを楽しんでいましたが、自分でも積み木を積んでみようとする姿が見られるようになってきました。

なんとか5つ積み上げて、崩れてしまって、もう一度やってみて…と集中しています。

 

ままごとは、棚からままごとのおもちゃをひたすら出すだけでなく、ボウルやお椀を選び、中にプラステンやフエルトを入れて、れんげやお玉ですくおうとしたり、混ぜたり、食べる真似をしたり、

牛乳パックの小さな台をロッカーから引っ張り出して、テーブルに見立てて、その上でままごとを楽しんでいます。

 

1人がままごとをしていると、そばで同じようにやってみようともう1人やってきて、そこにさらに加わって…と、お友達の存在に気付き真似てやってみるだけでなく、”どうぞ”とおもちゃをそばのお友達に渡したり受け取ったりする、そんなやりとりも多く見られています。

 

小さめのペットボトルに、水とスパンコールを入れた物を、ままごとで飲み物に見立てて遊んだり、軽く振って水中をスパンコールがキラキラと舞うのを見たり、振るのに合わせて水の音が『ぴちゃぴちゃ』と聞こえるのを楽しんでいます。

 

赤ちゃんの人形は、ぎゅっと抱きしめたり、髪の毛をちょっと引っ張ってみたり、それぞれ興味を示して関わりにいく姿が見られるようになってきています。一緒にお昼寝をすることもあり、赤ちゃんの目や口、髪の毛を優しく触りながらうとうとし、そのまま入眠する姿もあります。

赤ちゃんの人形は、保育者も「〇〇くん、〇〇ちゃんの赤ちゃん」と呼び、大切な赤ちゃんとして関わるようにしています。そのため、引っ張ったら「痛いよ」と伝えたり、床に転がっていたら「ねんねしようね」と布団を掛けたり、子ども達と関わるのと同じように、『赤ちゃん』にも関っています。

 

それぞれのロッカーに入っている自由画帳にも興味を示すようになり、クレヨンを出してみました。

初めて見るクレヨンに戸惑う姿もあれば、興味津々で手に取り、保育者を真似て描いてみようとする姿もありました。紙に点や線を描き、”次はそっちの色”と違う色のクレヨンに手を伸ばし、また描いて、を繰り返しました。

子どもたちが自由に自由画帳を取り出せるようにし、好きな時にお絵描きができるようにしています。