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2020.07.17

ほし組の様子

 

今週は、ほし組の子どもたちの様子をお伝えしたいと思います。

 

少しずつ、園での生活リズムが安定してきて、機嫌よく過ごす時間が増えてきました。

もちろん、眠たさや不安、空腹などを感じて泣くこともありますが、それらひとつひとつの欲求を保育者に十分に満たされることで、安心して遊ぶ姿が見られます。

 

担当の保育者の後を追ったり、笑顔で近寄って来たり、「あ、あ!」「んふー!」などと声を出して”こっちを見てー!”とアピールしたり、

子どもたちから関わってくることが多くなりました。

体を動かすことも多く、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きをしたり、歩行する子は安定して転倒も少なくなってきました。立つこと、歩くことが楽しくて仕方ない様子で、お気に入りの絵本やままごとのおもちゃのコップ、おたま等を手に持ちながら、室内をぐるぐる歩き回っています。

 

安全に十分に体を動かすことができるよう、床に散らばるおもちゃをこまめに片付けたりよけたりして、歩行が楽しめる環境を整えています。

こちらは牛乳パックで作った平均台。歩行に限らず、この平均台でも体を動かしています。

初めは手を乗せてみたり叩いてみたり、「これはなんだろう」といった様子でしたが、少しずつ体重をかけてみたり、足を乗せてみたり、今では保育者に手を繋いで!とアピールしながら平均台までやって来て、手を支えてもらいながら端から端へと歩いて楽しんでいます。

遊びの中で、ベンチのように座り、くつろぐ姿も見られます。

ひとつひとつの遊びを、1人で試行錯誤しながら取り組む姿も見られています。

ままごとでは、棚からお皿、コップの出し入れをしたり、重ねたり、中に食材を入れてれんげで混ぜる真似をすることもあります。

ホースのぽっとん落としも、穴の中に入れて、引っ張って‥‥を繰り返し、うまく出せなくなると”出てこないよー”という困ったような表情で保育者に助けを求めます。ホースの噛み心地も良いようで、集中してガジガジしていることもあります。

喃語も増え、身振りも交えて声を出しながら、一生懸命伝えようとしてくれる子どもたち。その声を一つ一つ受け止め、丁寧に返していき、やりとりすることの楽しさを感じられるように関わっています。

最近は「(いないいない)ば!」というやりとりの遊びを毎日のように楽しんでおり、壁や柱の後ろから「ば!」、テーブルの上や下から顔をのぞかせて「ば!」、着替えの際も、服から頭が出る時に「ば!」、とあらゆる場面で声を出し、こちらが同じように返すととても満足気です。

これからも、さまざまな欲求が満たされ安心と心地よさを感じながら、一人ひとりが十分満足して遊べるよう、子どもたちの姿に合わせてその都度環境を整え、見守っていきたいと思います。