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2020.06.05

お散歩コース

お散歩で子どもたちが普段どのような道を通っているのか、道中でどのようなものに興味を引かれているのか、ご紹介していきます。

子どもと保育園で何をしたのか話をする際に、こんな所を通っているのだとイメージしながら聞いてもらえたらと思います。

 

まず保育園を出て目の前の道路を渡ると、ピンク色の鮮やかなつつじがお出迎えしてくれます。

初夏になりましたが、まだ咲いているものもあるのでもう少し楽しめそうですね。

そのまま道なりに進んでいくと砂利道があります。

みんなが大好きなゾーンで、ここでは石集めが始まります。好みの石を見つけるために集中して探す子どもたち。大きな石を見つけて嬉しそうにしたり、小さい石を何個も小さい手に握りしめたりと子どもによって様々です。保育園に持ち帰って下駄箱が石だらけ、なんてこともありました。車通りは少ないですが、周囲には十分気をつけるようにしています。

 

さらに先へマンションと住宅の間を歩いていきます。マンションの前に宅急便や引っ越し屋のトラックが止まっていることが多く、運転手さんに「こんにちは」と挨拶をしたりトラックの外装を見ることを楽しんでいます。「パンダさんがいる!」と引越し屋のトラックを見て嬉しそうにする姿もありました。

その先に進むと見晴らしの良い坂が現れます。

ここを下った先に市場児童遊園地(砂場のある公園)があります。ここの坂はとても急なので上り下りする時は十分に気を付けるようにしています。子どもたちも保育士に合わせてゆっくり上り下りしています。右側のほうに電車が見えるため、「オレンジの電車だ」「今度は白だ」と電車の色で盛り上がることも多いです。

 

次は保育園を左に出てベルクのほうへ向かうコースです。ベルクが出来たことにより車の交通量が以前より増えたため、しっかりと歩道を歩き車には十分に注意するようにしています。ベルクの横に貯水池を作るための工事が行われていて、工事風景や重機を見ることができ、しばらく眺めています。

工事風景を少し上の方から見ると大人も圧倒されてしまうような迫力があります。大きくてかっこいい重機を間近で見ることができてとても嬉しそうにしていますよ。

保育園に帰ってからのりもの図鑑と照らし合わせて、どんな名前なのか、どんな仕事をしているのかなど調べていき、興味・関心を広げていけたらと思います。

 

保育園へ帰る途中の道路脇に雑草がたくさん生えているのですが、今はハルジオンが咲いていました。猫じゃらしや綿毛など、その季節ならではの草花にたくさん触れていければと思います。

 

公園だけでなく、戸外を散歩する中でも子どもたちは様々な自然を五感を使って感じています。

同じコースを歩く中で、街の変化や季節の移り変わりを感じ、昨日咲きそうだった花が今日は咲いていた、などの発見や気づきを大切にして、共感していきたいと思います。

天候や子どもたちの様子をみながら少しずつ散歩に出掛け、身近な自然を感じて遊べるようにしていく予定です。

 

夏のように暑い日が続いていますね。小まめに水分補給をしながら、熱中症に気を付けていきましょう。