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2020.04.30

おままごと遊び

以前お部屋の様子をお伝えしたときに少し触れていますが、おままごとの環境について紹介します。

 

0歳児クラスでは「触れて、口に入れて確かめる」というところから始まり、少しずつ体が思い通りに動かせるようになってくると、ボウルや器に食材を入れたり出したりを繰り返す姿も見られるようになってきます。

 

1歳児クラスでは、「入れて混ぜる」という経験を十分にできるよう、いろいろな大きさのボウルやザルを用意しています。

食材はいろいろな素材や形のものを用意することで、混ぜた時の感触の違いや音など五感を使って感じることが出来るようにしています。

 

2歳児クラスでは、より発展した遊び方になってきて、言葉でのやりとりも増えてきます。お料理の工程も多くなってくるのでコンロも用意しています。

紐を切ったものも麺類だけではなく、いろいろなものに見立てて遊ぶ姿が見られます。

 

イメージを膨らませて遊ぶことが出来るよう、食材や食器はシンプルなものを用意しています。

ただ混ぜているだけ、という姿でもおうちの方や身近な大人の真似をしてイメージを膨らませています。

同じ動きを繰り返していくことも大切にしながら、少しずつ道具の使い方を知っていき、遊びが発展していけるようさりげなく援助をしています。

 

日々保育をする中で、大人が思うよりも子ども達はたくさんのことを感じているんだなあ、と思う事がよくあります。

なかなかすべてを理解することは難しいですが、その時の姿だけをみて判断せず、子ども達と同じ目線で見てみたり、何を考えているのかを前後の姿から予想してみたりしながら気持ちに寄り添い、言葉にして共有できるよう心掛け、言葉の発達にもつなげていけたらと思います。

 

せっかくの連休にお出かけができず残念ですが、おうちでのおままごとの参考にしていただけたらと思います。