2020.07.31
【ほし組】食事
本格的な夏の訪れがすぐそこに感じられる季節となりました。
今回は、ほし組の子どもたちの食事の様子をご紹介します。
食事は、生理的欲求を満たす大切な場面のひとつです。
大好きな大人の穏やかな声掛けとともに、空腹が心地よく満たされることで、子どもたちはその大人を信頼し、安心して過ごすことができます。

また、「おいしいね」「甘いね」と味覚やおいしさを共有することは、子どもたちと分かりあえる瞬間であるとともに、食事の楽しさや嬉しさを伴いながら言葉を獲得していく場面でもあります。
味覚は経験と結びつきやすい特性もあるので、食事の時間が楽しいもの、ポジティブなものになるよう、言葉かけや環境には十分配慮をしています。
授乳の時間も、ひとりずつ抱っこをして、目を見て行っています。
飲みたい欲求とともにくっつきたい欲求を満たしていくことも、特定の大人との間に愛着形成を構築するためにとても重要なことです。

食事のペースは子ども一人ひとり異なるので、お腹がいっぱいになった子から、汚れた洋服を着替え、午睡へと入っていきます。


午睡の時間も、食後に眠くなる子もいれば、少し遊んでから眠くなる子もいるので、その子に合わせた時間で調節しています。
一斉に、全員で、ではなく、個々に対応していくことが何よりも大切な乳幼児期です。
今後も子どもたちのペースを把握しながら、安心して過ごすことができるよう保育を行っていきたいと思います。