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2020.11.07

【つき組】散歩の様子

  

 今週は1歳児つきぐみの戸外活動の様子をお伝えしていきます。

お散歩が大好きな子ども達。保育者がお散歩の準備を始めると、自分で帽子を持ってくる姿も見られます。

   

行き慣れた公園に着くと積極的に探索活動を始めています。最近では、虫や自然物に興味を持って関わりを広げています。どんぐりや木の実を拾い集め、「こうしたらどうなるのか」と子ども達なりに考え色々試しています。

例えば、どんぐりを拾い集めると少し割れている部分から指先を使って皮を剥き中身を確認する姿があります。他にも、木の実を見つけた子は近くにあった石で実を叩いてみる様子も見られました。中から黄色い実が出てくると「かぼちゃみたい」と保育者に伝えていました。

 

探索をする中で切り株がお気に入りの場所になった子は、木の皮が剥がれそうな部分から皮を取り、切り株の上に乗って観察を始めていました。曲げてみたり、皮で木を叩いてみたり…。大きさ、形、質感など五感を使って感じ取っている姿を近くで見守りました。

  

バッタを見つけると、「ここにいたよー!!」と大きな声で保育者やお友だちに知らせたり、捕まえようと追いかけたりしています。捕まえようとした瞬間にバッタがぴょーんと飛ぶと手を引っ込めてびっくりしていました。思いがけない行動が相手から返ってくる様子を肌で感じ、その関わりの繰り返しがさらにその物自体を深く知るきっかけになるのですね。実際にバッタを捕まえた子もいました。

 保育園に帰ってから昆虫図鑑を広げ「バッタ!」とバッタのページを指差す子ども達。保育者は「今日見たバッタはこのバッタだったかな?」と声を掛け、実際の体験と結び付けながら会話を楽しんでいます。

  

昨日のことや一週間前との繋がり、自然の変化や季節の移り変わりを子ども達と沢山共有していけるような時間を過ごしていきたいと思います。

 

 最近は日中の風も冷たくなってきました。衣類で体温調節ができるよう上着のご用意もお願いしています。行動範囲を広げての探索活動も盛んになっているので靴はお子様に合った歩きやすいものを用意して頂けたらと思います。子ども達一人ひとりの安全確保をしっかりして活動を楽しんでいきたいと思います。