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2020.09.18

【そら組】パンツへの移行

 心地よい風が吹くようになり、季節の移り変わりを感じます。

 

 今回のトピックスでは、そら組の子どもたちの様子をご紹介します。

 

 そら組の子どもたちは、現在パンツへの移行に取り組んでいます。

 その取り組みの一環として、トイレへのアクセスがスムーズになるよう、保育室の扉を開けての保育を開始しました。

 

 廊下とお部屋を自由に行き来できるようになったことで、外の世界に興味を持ち、保育者と一緒に観察をしに行く姿が見られています。

 この日は、廊下で新聞紙や広告を広げ、「これはお肉」「これは赤いピーマン?」「メロンも緑とオレンジがある」と指さしと言葉で保育者とのやり取りを楽しんでいました。

 

 お誕生会の日でもあったので、他のクラスで行われているお誕生会を見て、「今日はお誕生会だ!」と広告を広げ、「このケーキでお祝いしよう」と話す場面もありました。

 

 

 なかにはクレヨンを持ってきて、新聞紙に力強くなぐりがきをする姿もありました。 肩、ひじ、手首の運動が豊かになってきているので、子どもたちの表現はとても大胆です。なぐりがきは手の動きのコントロールだけではなく、リズムを捉える感覚や、外界に働きかける積極性など様々な発達を促すあそびのひとつでもあります。

 

 

 廊下で過ごすなかで、自分たちが日々過ごしている保育園という場所がどんな所で、どんな人が居るのか、ということが以前よりも良く分かるようになり、「知りたい」という欲求が満たされる嬉しさを感じている様子です。

 

 また、トイレへの興味もあるようで、個室に入ってみたり、水を流してみたり、トイレットペーパーを出してみたりと、自分たちが使うトイレという場所がどういったところなのか、探索を通して知ろうとしています。

 

 こうした「知りたい」という欲求は、子どもたちが当たり前に持っている欲求のひとつです。 その欲求が満たされていくよう、私達保育者は丁寧に応じ、関わっていきたいと考えています。

 

 そして、少しずつではありますが、トイレで排泄をしようと自らズボンを脱いだり、便座に座って排泄をする子どもの姿も見られるようになりました。排泄を終え、自分でトイレットペーパーを使って拭く場面もあります。

 

 こうした意欲を支えていくためにも、パンツは心地よいものだということを、ご家庭でも伝えていただければと思います。

 また、大人がパンツをはいている姿や、トイレでする姿を、実際に見せていくことも有効な方法です。子どもたちの育ちのためにも、ご家庭でのご協力もお願い致します。

 

 パンツへの移行は、子どもたちひとりひとりの様子に合わせて進めています。

 今後も担任の方から個別にお声かけさせていただきますので、ご家庭での様子をノートや口頭などでぜひお知らせください。よろしくお願い致します。