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2021.03.04

3月の室内装飾

3月(弥生)の装飾

 

 

 

~雛祭り~

雛飾り 菱餅 吊るし雛 桃の花

奈良時代の3月上旬の巳の日に人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移しそれを川に流し厄払いや邪気払いをしていた「上巳の節句」と、平安時代の貴族階級の女の子のお人形遊び「ひいな遊び」が結びつき、流し雛が誕生し、その後、江戸時代に人形作りの技術が向上したことで、流し雛から家に飾っておく雛人形へと変化し、雛祭りとなったと言われています。

雛飾り:人形(ひとがた)や流し雛の風習から、雛人形に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうと言われています。

菱餅:赤(桃)、白、緑の色にはそれぞれ意味があり、赤は魔除け、白は清浄、緑は健康という意味があり、さらに3色を重ねる順番下から緑、白、赤(桃)の順で「雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」と春の情景を表します。

吊るし雛:昔雛人形はとても高価なもので、庶民にはなかなか手に入らないものでした。そのため、生まれてきた子の幸せを願い庶民の間で、家族や親戚、近所の人たちみんなで小さな人形を作り持ち寄って吊るし雛が作られたと言われています。それぞれのモチーフにはひとつひとつに意味が込められています。

桃の花:古来より長寿や魔除け、邪気を払う霊木とされています。上巳の節句の頃に桃の花が咲いていたため、桃の花を飾るようになり、桃の節句と言われるようになったようです。

 

 

 

「わあうさぎさんだ!」「ぴんくかわいい」「なんかくるくる回ってるね」と吊るし雛に興味深々なそら組さん。

『お雛様』が上手く言えず「おひめさまだねえ」と小さな雛飾りを見てにっこりしてました。

菱餅を知っている子がいて「これしってる。みたことある」と保育者に教えてくれました。

 

菱餅を見て「ぴんくのつみき」と言って重ねたりくっつけてみたりしていたつきぐみさん。

階段に座ってみたときに「あっ」と吊るし雛にも気が付き「うさぎさん」「かわいい」としばらく眺めていました。

 

桃の花の蕾にが気になったほしぐみさん。指で挟んでツルツルの花びらの感触を楽しんでいました。

雛飾りは金の屏風の方が気になるほしぐみさん達でした。

 

 

 

 

梅の花が咲いているのを見るといよいよ春が近づいてきたなあと実感が増しますね。

今年度も残り一か月となりました。

引き続き感染症予防に努め元気に過ごしたいですね。