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2021.02.03

 

1月の終わりに、雪が降りましたね。

 

はじめは雨が降っていたのに、気づくと大きな雪が空からたくさん降り注いでいました。

 

雨が雪になったのは午睡中。目を覚ますと外の景色が白くなっていることに驚き、はしゃいだり、興味津々で眺めたりするそら組の子どもたちの姿がありました。

「窓が冷たい!」

「ゆき!しろい!」

「ゆきだるま作れるかなぁ」

と、それぞれ感じたことや思いを言葉にしていました。

 

「雪触りたい!」「お外行って見る!」という子どもたちの声から、おやつを食べた後に、少しだけ園庭に出てみることにしました。

子どもたちと園庭に出た頃には、降っている雪が小さくなっていましたが、まだまだたくさん、ふわふわ、さらさらと降っていました。

園庭に出てすぐは、その景色や空気の冷たさを感じ、「うわぁ…!」と言いながら立ち尽くして周りを見回す姿がありました。

雪の上を歩くと、雪が芝生からはがれて靴底にくっつき、みんなの足跡が辺り一面に広がっていきました。

足の裏から感じ取れる、雪を踏む”サクッ”とした感触に気づき、歩き回ったり、同じところで足踏みをしてみたり、それぞれ夢中で雪の上で体を動かします。

「せんせい!みてみて!おおきい!」

と、芝生からはがした大きな雪の塊を手で持ってきて見せてくれました。

そしてすぐ、「うわっ、つめたい!」と手を放し、再び雪を拾い上げます。

「ゆきだるま、作れるかな…」と手の上で丸くしてみようとする姿もありました。そのうち、少しずつ雪が小さくなって、手の上が水でびしょ濡れに…

「雪、なくなっちゃった!」

「手がびちょびちょー!」

と、雪がとけて水になっていくことや、その冷たさを、手の平で感じる姿も見られました。

 

つき組さんでは、たらいに少し雪を入れて、室内で触れてみました。

はじめは、指でちょんちょん…と触れていましたが、

手の平でギュッと握りしめたり、左右の手の平をこすり合わせて手が水で濡れている感触を味わったりしていました。

 

 

わずかな時間ではありましたが、五感を使って雪にじっくり触れることができました。

子どもは、愛着形成のできている大人との関わりを通して、あらゆる物や自然物に触れ、その中で試行錯誤したり満足するまで触れることで、その性質や物の使い方を知ります。

これからも、この豊かな四季の中で出会う自然物を、子どもたちと一緒に見たり触れたりしながら、子どもたちが五感で感じていることを、一緒に感じて共感することができるように、私たち保育者の五感も磨いていきたいと思います。

 

 

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