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2021.03.31

そら組

そら組さん8名が今日でリトルスター保育園での生活が終わり、明日からは、プライムスター保育園や、それぞれの幼稚園に入園します。まだ、小さくてあどけなかった進級、入園したばかりの4月からもう1年が経ちますね。

途中で転園した子がいて、途中入園してきた子もいて、メンバーが入れ替わりつつも8人で元気いっぱいなそら組さん、毎日楽し気な笑い声が二階から聞こえてきます。

もう卒園かと、思い返せばあっという間でしたね。

今年度最後の更新はそら組さんの一年間の様子を振り返っていきたいと思います。

 

 

 

先生の膝に一人で座って絵本を読んでもらいたい、全ての玩具を自分一人で独占したい、友達が自分の思う事と違うことをするのが嫌で衝突、伝えたい気持ちがあるのになかなか言えなくて衝突、などなど、毎日ちいさないざいこざが頻発していた最初の頃。

安心して気持ちを預けられる、わかってもらえる先生と日々過ごすうちにだんだん素直に自分の気持ちを表すことが出来るようになり、先生の膝に座っていなくても安心して遊べるようになり、更に相手にも気持ちがあって考えが違うことにも気付けるようになっていきました。

「これつかっていい?」「いいよ。でもおわるまでまってて」「わかった」

「つかいたいんだけど、ちょっとわけてくれない」「うん、じゃあいれるものもってきて。わたしがいれるね」「ありがとう」

大人同士だとなんてことのないやり取りですが、大人を介さず子どもたちだけでこのようなやりとりが出来るようになっていることにとてつもない成長を感じ、思わず泣きそうになるほど感動しました。

 

積木はベンチになっていた夏。

今では友達と一緒に自分の背より高いマンションを作ったり、一人で黙々と、4箱すべての積み木を使って大掛かりな電車のレールや橋を作っていたりします。

そして作って終わりではなく、マンションに人形を住まわせて見立て遊びをしたり橋を家の壁に変身させておうちごっこになったりと、遊びを発展させています。

 

 

 

 

 

戸外ではお庭遊びをとことん追求しました。

土、水、泥から始まり泡や色水など、興味のあることにはとても熱心なそら組さん。

毎日違う発見をして、気づいたことを試し、先生や友達と一緒にまたやってみて、を繰り返していました。

 

給食の時間も大きく変わりました。

最初の頃はシーン…と静まり返ってそれぞれ食べていたそら組さんですが、最近は和気あいあいとおしゃべりしながら食事を楽しんでいます。

食器を自分で配膳したり、スプーンを鉛筆持ちして食べようとしたり、出来る事も増えました。

 

指先の機能がさらに発達して、紐通しやボタンはめ、紐を結ぶこともできるようになりました。

粘土やお絵かき、のりを使って紙を張り合わせり、机上遊びもたくさんしました。

のりの加減がわからずにそこらじゅうべたべたにしていたのが、加減したりはみ出さないように注意したりできるようになりました。

 

保育園の中で一番年上であることにプライドを持っていて、朝や夕刻の時間に一緒になると年下の子をとても可愛がってくれました。

 

 

 

 

 

毎日楽しく登園して、のびのびと生活を送る今の姿は保護者の皆様が日々温かく見守ってくださったおかげだと思っています。

本当にありがとうございました。

新しい環境に最初は戸惑うこともあるかと思いますが、きっと大丈夫だと信じています。

 

卒園おめでとうございます!