今回はそら組の室内遊びの様子をご紹介します。

そら組では、1人1人が好きな遊びを見つけ満足するまで楽しめるよう環境を整えています。積み木コーナーでは子どもたちがよりイメージを持ち再現することを楽しめるように、壁に建物や自然の写真を貼っています。壁に貼ってある写真を見て「これ作る！」「○○くんも作ろう！」と伝え作る姿があります。積み重ねる中で崩れてしまった時「もーなんで！」と悔しさを言葉で表すこともありますが、保育者とどうしたら崩れないかなど一緒に考え、試行錯誤しながらイメージした物が作れるように関わっています。また、水・土・草等を表現できるようにフェルトを用意したことで遊びが展開され、動物を動かしながら「ごくごくお水飲んでるの。」とイメージを膨らませて遊ぶ姿も見られるようになりました。

ままごとコーナーでは自分が食べたことがあるものをフェルトやチェーンリングで見立てて表し、赤ちゃん人形に食べさせたり「これ食べていい？」「いいよ、はいどうぞ。」とお友だちと遊びのイメージを共有しながら一緒に過ごす姿があります。時にはイメージのズレや思いが上手く伝わらず葛藤する場面がありますが、保育者が言葉を補い相互の思いを代弁することで、お友だちとイメージを共有しながら同じ場所を共有し楽しむ様子が見られるようになってきました。

今後も子どもたちの興味に合わせて環境作りを行い、遊びの中で出てきた感情や発見を共有していきたいと思います。