今週はそら組のクラスの様子について紹介します。

そら組の保育室では絵本、ままごと、積み木、その他(粘土・クレヨン・廃材等)のカテゴリーごとのコーナーを設けています。

絵本コーナーでは子どもが興味を持った絵本を自分で選び、読む姿や保育者の元へ持っていき一緒に読むことを楽しんでいます。また、散歩の際に発見した植物や生き物を図鑑で確認し、興味を深める姿もあります。

ままごとでは実際の食器・食具を使用することで大人の模倣やイメージを具体的に実現できるようにしています。メニュー表や食べ物図鑑を見てイメージを持ち、料理をするような姿や「アイス作った」「ジュースだよ」等、自分の好きな食べ物、飲み物を作る姿があります。子どものイメージを共有するようなやり取りを行い、必要に応じてそばに皿を置く等、遊びが十分に深まるよう関わっています。

積み木では乗り物等、子どもがイメージしたものを作る姿が見られます。そこにプラステンを組み合わせてみたりと様々な工夫をし、より具体的に表現しようとする様子があります。

その他には子ども一人一人に用意してある手作りの赤ちゃん人形を抱っこやおんぶをしてままごとをするような様子も見られます。

また棚から自分の自由画帳とクレヨンを取り出しお絵描きを楽しむ姿や、廃材を選び手や指を使ってちぎりのりを使って貼るような姿もあります。

遊びの中でお友だちとままごとを行う中で作った料理を一緒に食べたり、積み木遊びでは作ったものを一緒に移動させたりと、お友だちとイメージを共有しながら楽しむような姿が増えてきました。

子ども同士の関わりの中で言葉で十分に思いを伝えられなかった際には保育者が気持ちを汲み取り必要に応じて言葉を補いながら、満足にやりとりや関わりが持てるよう援助し、環境を整えています。